ジャン=ポール・エヴァン氏

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 「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)」が、2017-18年新作コレクション発表会を開催した。今年はエヴァン氏の活動30年を迎える節目の年で、「Années Trente -アネ トラント(30年代)-」をテーマに創造性やダイナミズムを表現したという。
 エヴァン氏は1988年、パリ7区に自身のブティックをオープン。フランスのショコラ愛好家クラブ「クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ(C.C.C)」からはショコラティエ最高評価を受賞するなど、業界からの評価も高い。日本に上陸したのは2002年。1号店となった伊勢丹新宿店のブティックは今年で15周年を迎える。店舗網も広げ、イートインスペース「バー ア ショコラ」や「チョコレート バー」といった業態を展開するなど、さまざまな形でショコラの楽しみ方を提案している。
 30年目を迎える今年は、クリエーターとしての自分自身の歴史を振り返りたいという思いから、1930年代をテーマに設定。宝飾時計や、アールデコ建築で有名なニューヨークのエンパイアステートビルから着想を得たビュッシュ ド ノエルをはじめ、ホアン・ミロら1930年代に活躍した画家たちの作品で表現された絵画の色彩と自由な創造性を反映した手描きのマカロンやボンボンなどをラインナップする。10月4日には東海地区初となる三越名古屋栄店がオープン。伊勢丹新宿店のブティックでも15周年を記念した企画を用意するなど、さまざまなプロジェクトを進めているという。
 エヴァン氏は今後もカカオの味を引き立てる商品づくりを徹底していく考えで、「チョコレートひとかけらでも味の広がり方は複数ある。少量でも楽しめる良質な素材を見つけていきたい」と原料から追求していく姿勢を示した。