米首都ワシントンのホワイトハウス前で、トランスジェンダーの米軍入隊禁止に抗議する人たち(2017年7月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は25日、心と体の性別が一致しないトランスジェンダー(性別越境者)の人々の米軍入隊を事実上禁止する一方、既に米軍にいるトランスジェンダーの人々の運命を国防総省に委ねる内容の文書に署名した。

 側近によると、トランプ大統領はトランスジェンダーの人々の入隊について、2016年6月より前に行われていた長年の方針と慣行に立ち返るよう軍に命じたという。

 これはトランスジェンダーだと公言した人が新たに米軍に入隊することや、既に軍に所属しているそうした人々への医療費の支払いの事実上の禁止を意味する。トランプ氏がこのようは動きを取ることは広く予想されていた。

 バラク・オバマ(Barack Obama)前政権はトランスジェンダーだと公言した兵士が軍務に就くことを認めたが、トランプ大統領は先月26日、ツイッター(Twitter)にそれを覆す内容の投稿を3回にわたって行っていた。

 上記のツイートは国防総省との調整が不十分なまま投稿されたとみられ、既に米軍に1320〜1万5000人いると考えられているトランスジェンダーの人々の先行きについて臆測が広がっていた。

 彼らの未来は今や、ジェームズ・マティス(James Mattis)米国防長官の手に委ねられることになった。
【翻訳編集】AFPBB News