真夏のトイレ悪臭問題 フェス会場やゴールデン街などで計測、ワースト1位は…

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熱中症で搬送される人が続出する夏。ただ、猛暑でツラいのは暑さだけではない。蒸し暑い空気に混ざる悪臭もツラい。そんな悪臭スポットを、臭気計や臭気判定士とともに計測してみた!

◆悪臭の定番……トイレはどこが臭い?

 夏場の悪臭トイレ。最臭スポットを知るため、計測して回った。

 ワーストワンは漫画喫茶のトイレ。空気清浄機どころか窓もなく、狭いスペースに悪臭が充満していた。臭気は286(※)で、カビとヤニとアンモニアの臭いが混ざり、まさに最悪だった。

 2位は某野外音楽フェス会場。会場は自然の中にあるため、暑いながらも清々しい空気を吸い込めるが、排泄時だけは狭く汚い仮設トイレを使用することになる。床は泥だらけで見た目もヒドい。数値も285と、1位と接戦だった。

 続く3位はゴールデン街入り口にある公衆トイレ。数値自体は180だが、外国人観光客で溢れる金曜の深夜は、便器の外に小便も大便も飛び散っている。さらにお酒と汗の臭いも加わって、ゴールデンどころか真っ暗な気持ちに。

 4位はサービスエリアのトイレ。アンモニア臭こそしないが人工的なアロマの臭いに胸がむかつく。

 5位はオフィスのトイレ。清掃員の人が入らない祝日である日曜の夜に計測すると、土日2日分の尿の臭いがツンと鼻についた。清掃員の方々、毎日ありがとうございます……。

●臭気判定士・松林宏治氏のコメント
「複数の臭気が組み合わさるほど、臭気レベルも高くなります。漫画喫茶のトイレは、その典型。一方、アンモニア臭しかしないトイレは臭気計では高い数値が出なくても人間にとっては非常に不快。漫画喫茶よりツラいと感じる場合もあるでしょう」

<悪臭トイレランキング>

1位 漫画喫茶…286
2位 フェス会場…285
3位 ゴールデン街…180
4位 サービスエリア…150
5位 オフィス…82

【松林宏治氏】
臭気判定士。大手デベロッパーや設計会社、病院などの悪臭対策を請け負う共生エアテクノの代表。テレビや雑誌など多くのメディアで臭いに関するコメンテーターや判定士として活躍中

※臭気の参考値として、気温30℃の街中は「30」、JR渋谷駅構内トイレは「70」。臭気計で測定できるのは臭いの強度や複合臭としての強さなので、臭いに対する快・不快は必ずしも反映されない
― 猛暑の悪臭スポットを測定してみた ―