日本語を学び始めて約8年になるという韓国の高校生が、学校の漢字テストで「日本式」の漢字を書いてしまい教師から大目玉を食らったと、インターネットの掲示板で打ち明けた。資料写真。

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日本語を学び始めて約8年になるという韓国の高校生が、学校の漢字テストで「日本式」の漢字を書いてしまい教師から大目玉を食らったと、インターネットの掲示板で打ち明けた。

投稿によると、彼の通う学校は1〜4組が「漢字クラス」、5〜8組が「中国語クラス」というように、漢字か中国語のいずれを選択するかでクラス分けがされているという。日本語を学んできたことで漢字になじみがあるため迷わず「漢字」を選択した投稿者だが、期末テストの漢字科目でなんと0点を取ってしまった。

原因は、「韓国式」の漢字が書けなかったこと。テストでは空欄に当てはまる漢字を埋める問題が出され、投稿者は「争」「対」「点」「与党」などと回答し提出。すると漢字の担当教師から呼び出され「この漢字は何だ!おまえはどういうつもりでこんなふうに書いた?」と厳しく叱り付けられた。

彼の回答は意味としては正解だが、「日本式」の表記だったことがいけなかったようだ。韓国では上記の文字はそれぞれ「爭」「對」「點」「與黨」など旧字体で表記するのが一般的なのだ。

投稿者は自身の「間違い」にテスト中から気付いており、教師には正直に「韓国の漢字が思い出せず、空欄のまま提出するよりは、と思い日本の漢字で書きました。誤答にしていただいて構いません」と話したそう。しかし教師はこれにますます怒りを募らせ「おまえは日本人か?正気じゃないな。空欄のまま出せばいいのに、生意気に日本の漢字なんか書きやがって。おまえみたいなやつらが後々国を売り払うようになるんだ」と暴言をまき散らし、手まで出しそうになったところで、周りにいた教師らが止めに入ってようやく落ち着いたという。

結局「おまえは0点にするぞ」と言われ、「漢字科目ごときが何だ?」とたんかを切って職員室を出てきた彼。後になって、「カンニングをしたわけでもないのに0点とはさすがにひどい」と思い直し、「教育庁にでも通報していい話かな」と掲示板で問い掛けた。

この投稿は複数のネット掲示板に引用されさまざまな意見が寄せられているが、「教師に問題がある」との意見が大勢のようだ。コメント欄には「この先生は30年くらい前の考え方だね」「教師がどうかしてるよ」「生徒を殴ろうとするなんて、教育庁に通報しないといけない事例だ」との意見のほか、「たかが漢字教師のくせにメジャー科目の教師みたいにいばり散らしてみたかったんだろう」との指摘があった。

しかし、かと言って投稿者の回答を無条件に良しと認める声は少なく、「韓国の漢字でないことを知っていて書くのは礼を欠くと思う」「単にバツにすればいいだけ。つまらないことで教師がパワハラをしたね」「教師が怒るのも分かる。教えたことを全部無視したと思われたんだろう」などの意見もあった。(翻訳・編集/吉金)