KAT-TUNの亀梨和也が、8月26〜27日に放送される『24時間テレビ40 愛が地球を救う』(日本テレビ系)内のスペシャルドラマ『時代をつくった男 阿久悠物語』で主演を務める。本作は、ピンクレディーの「UFO」や沢田研二の「勝手にしやがれ」などを生み出した、20世紀日本を代表する稀代の天才作詞家・阿久悠の栄光と苦悩の日々を描き出すドラマ。主人公となる阿久悠演じる亀梨の演技について、芸能ライターの佐藤結衣氏に聞いた。

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「最近の亀梨さんの動向としては、ジャニーズの王道である“キラキラ王子様”のような役のイメージから、より親しみやすい役柄に移行しようとしている様子が伺えます。KAT-TUNとしての彼は、どセンターとしてキラキラのアイドルを務めていますが、今、ソロとして活動する中で、その枠がなくなり、“表現者”としてのスタイルを模索しつつあるのかなと。だからこそ、『ボク、運命の人です』(日本テレビ系)などで、少し情けない役に挑戦したりしているのでは」

 亀梨は、『QLAP!』2017年9月号(音楽と人)にて、「普段、仕事に対してほとんど何も言ってこない父親が『お前、すごいな……阿久悠をやるのか!』って(笑)」などと、普段の作品への出演とは違った反響があることを明かしていた。亀梨が演じられる役の幅が広がったのは、彼はスポーツキャスターとして積み重ねてきたキャリアも影響しているのではないかと、佐藤氏は指摘する。

「亀梨さんは、スポーツキャスターとしても今まで地道にやってきたため、野球番組を見るような年齢層、特に男性からも認知されています。それゆえに恋愛系じゃない、今回のようなジャンルのドラマにも出演できるようになったのかもしれません。街の人からも、ドラマについて声を掛けられたと話してるので、元からのジャニーズファンの方々はもちろんですが、それ以外の層の方々も注目していることが伺えます。アイドルとしての人気とイメージを保ちつつも、より幅広い世代にアプローチできる役者になったといえるかもしれません」

 また、佐藤氏は、NEWSの加藤シゲアキとの共演にも期待を寄せている。

「加藤さんとの共演も楽しみです。加藤さん本人はインテリ系で作家もやっていて、クールな文学系なのに、ラジオ番組だとキレキャラだったり、『嫌われる勇気』(フジテレビ)では強気な女性に引っ張られる可愛いキャラを演じたりと、近年ではそのギャップを見せていた印象です。しかし、本作で彼が演じる役柄は作曲家であり、もともと知的な印象が強い加藤さんに近いキャラクターだと思います。亀梨さんとの共演で、どんな表情を見せてくれるのか、期待しているファンは多いでしょう」

 一方、今回の『24時間テレビ』では、亀梨の口からファンに向けてメッセージがあるかもしれないと、佐藤氏は続ける。

「KAT-TUNは定期的に、“また再結成する日のために個人の活動を”と話して、ファンを安心させています。KAT-TUNのメンバーとしては、なかなかできないことを試す期間で、中丸(雄一)さんが『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京)に出演したり、上田(竜也)さんが体育会系の方面で活躍していたりするのも、その流れでしょう。各々が経験を積み、また3人揃ったときには、きっとさらに素晴らしいグループになっているはず。今年の『24時間テレビ』のテーマは“告白”なので、もしかしたら再結成の“告白”があるのではないかと、期待している方も少なくないでしょう」

 『24時間テレビ』では、嵐の櫻井翔、NEWSの小山慶一郎と共にメインキャスターも務める亀梨。今しかできないことに挑戦する亀梨の姿を、しっかりと目に焼き付けたい。

(梅中麻衣)