大栄翔(左)と稽古する稀勢の里

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 大相撲の夏巡業が25日、神奈川県小田原市で行われ、横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)が関取との稽古を再開した。朝稽古で平幕・大栄翔(23=追手風部屋)と11番取って9勝2敗。名古屋場所を左足首のじん帯損傷で途中休場した稀勢の里が関取相手に胸を出したのは、名古屋場所前の7月5日以来、51日ぶり。感触について聞かれた和製横綱は「まだまだ。もうちょい」と話した。

 10日の茨城県日立市での興行から合流したが、ここまでは四股などの基本運動が中心だった。「体の感覚が良くなってきたと思う」とあって、押し相撲の大栄翔を相手に指名。左足首にはテーピングが施され、不安を抱えている左からのおっつけは見られなかった。左四つに組み止めて寄り切る相撲がほとんどだった。

 半月後に迫った秋場所(9月10日初日、両国国技館)に向けては「しっかり体をつくって、焦らずにやる。いい相撲を取るのが一番。力が出るようにやっていくだけ」と話し、しばらくはマイペースの稽古を貫く考えだ。