露通信社スプートニクの19日付の報道によると、中国とロシアの連携衛星軌道群の建設は、世界のどこからでも中国のBeiDou衛星測位システムを利用できることにつながるという。資料写真。

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露通信社スプートニクの19日付の報道によると、中国とロシアの連携衛星軌道群(50−55基の衛星からなる)の建設は、世界のどこからでも中国のBeiDou衛星測位システムを利用できることにつながるという。現在、多くのアジアの国家がBeiDou衛星測位システムを利用している。環球網が伝えた。

連携によって統一的な衛星群の建設が完了すると、米国や欧州の動きに対しての心配はなくなる。米国はGPSを切断することができるが、ロシアのGLONESSとBeiDouを利用する国への影響は一切ない。BeiDouは2020年までに中国軍の世界的な衛星測位システムになるとみられている。

報道によると、地球全体をカバーするために、中国は計画性を持って衛星を打ち上げる。中国は2020年までに30基の衛星を打ち上げる見通しだ。この数は軍事用には十分だが、民間用にはまだ足りず、50−55基が必要だ。中国とロシアの連携衛星軌道群はこの目的を実現できる。同衛星軌道群は独立しており、これを使う国は米国や欧州のいかなる動きに対しても心配する必要がないという。

専門家によると、米国と紛争が起きた場合、GLONESSとBeiDouを利用する国にはダメージが生じないという。これは米国の制裁を受けることを心配する国にとっては重要な意義を持っている。

報道によると、このプロジェクトの成果が将来の数十年に渡り中国とロシアに正確度が高い衛星測位サービスの提供を保障するとロシアの専門家は推定した。中国とロシアの連携測位システムは一つの戦略プロジェクトで、ハイテク分野で最も将来性がある方向と見なされている。(提供/環球網・編集/黄テイ)