<後編>株式会社ドクターシーラボ

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<後編>株式会社ドクターシーラボ

今回の取材先 株式会社ドクターシーラボ
事業内容:1999年、皮膚科専門医の処方を原点とし、「肌トラブルに悩むすべての人々を救う」という企業理念のもと設立。国内でいち早く「メディカルコスメ」というブランドカテゴリーに着目し、臨床結果に裏付けされた「アクアコラーゲンゲル」シリーズは、販売個数3700万を超える大ヒット商品に。通信販売をはじめ、160を超えるカウンセリング店舗、ドラッグストア・バラエティーショップ・クリニック・調剤薬局など、マルチチャネルの販売網を拡大し、海外展開にも注力。

前編では、入社6年目の伊尾知 彩(いおち・あや)さんに新人時代についてうかがいました。後編では、これまでのキャリアの中で印象に残っていること、1日のスケジュールをうかがいました。

■ 印象に残っている仕事とドクターシーラボで働く魅力

−担当してきた仕事で印象に残っていることを教えてください

入社2年目、マーケティング部で通信販売の企画を担当することに。当社の売り上げの7割近くを占めるのは通販部門なので、「顔の見えない多くの人への提案が、自分にできるのだろうか」というプレッシャーも感じましたね。右も左もわからないまま販促キャンペーンを任され、毎月発行される会報誌の企画立案やポーチなどのオリジナル販促品制作も企画し、社内だけでなく取引先様や商品のセット組みをする工場の方など、関係各所と連携していきました。

 

そんな中、年に2回行う大幅割引企画、「福袋キャンペーン」を上司と2人で手がけることに。まずは過去の販売実績やご購入者様の傾向を分析した上で、セット内容を企画しました。それまでの傾向として、福袋をご購入くださるお客さまは当社との関係の深い“お得意様”で3万円以上の福袋をお求めになることが多く、当社とお付き合いの浅いお客さまはあまりご購入いただけていないということが判明。また、福袋だからといって、ただ高割引率で多くの商品をごちゃ混ぜにセットするのではなく、たるみやシミといった「悩みを解決できるセット」としっかり見せた場合は売り上げが伸びるということを過去の数字と会報誌の誌面から感じました。
そこで、これまで福袋に興味がなかった方に「お得に悩みをケアするには1万円福袋」、いつもご購入いただいている方は「さらにしっかりと悩み対策をするには3万円福袋」と思っていただけるように、セット品の選定や割引率を設定しました。

 

加えて、同時期に通信販売の会員様向けの月刊会報誌の別冊の制作にも挑戦することになったのです。会報誌のページ制作は初めてなので、制作会社様とのやりとりも大変でしたし、並行してセット内容の企画やセット組み、販促品の制作も進めなくてはなりません。目の回る忙しさでしたが、企画した「リフトアップ」「美白」などに効果的な商品をまとめた1万円のセットがこれまで福袋をご購入いただけていなかった方々から大きな反響を呼び、ご購入者様人数が過去一番多かった時と比べて1.5倍となり、キャンペーンは大成功。ご購入者様人数が過去一番多かった時と比べて1.5倍となったのです。そして、それ以降に行った「福袋キャンペーン」についても効果測定や分析を反映した企画の立案を徹底し、売り上げとご購入者様人数は年々増えていきました。自分で企画から携わったものが結果につながって、大きな達成感を得ることができましたね!

 

−今後の目標を教えてください

今年の3月に広報グループに異動したばかり。多くのことを吸収し、社内外の多様な人との関係性を深めながら、当社と当社商品の存在価値を広めていければと思っています。ゆくゆくは、リアルイベントの企画やさらに売り上げに貢献できる広告制作なども手がけたいです。

 

−働いてみて感じるドクターシーラボの魅力を教えてください

企画業務に携わっていると、企画内容や予算について経営層に対して直接プレゼンを行う機会が多くあります。スピード感を持って多様な施策を展開する当社は、経営層の方針や考え方をじかに聞くことができるため、意図を素早く理解し、反映できる面白さがありますね。また、信頼性の高いドクターズコスメの姿勢を貫きながら、毎月、最先端の美容医療や成分をベースとした新商品を生み出し続けているので、商品力に自信を持てることも魅力。会社と一緒に常にチャレンジを続けていけるやりがいがあります。

 

−学生へのメッセージをお願いします

就活当初、「志望動機はこう書いた方がいい」「面接ではこう答えるべき」などのマニュアルを信じたことで苦戦しました(笑)。自分の経験を基に、自分の言葉で、自分にしかできないこと、やりたいことを正直に伝えるようになってから、うまく進めるようになったんです。これまで多くの学生さんを見てきた採用担当の方々にはうその言葉はバレてしまうので、皆さんも正直な思いを伝えることを大切にしてください。

 

■ 1日のスケジュール

7:00 起床。洗顔とスキンケア、メイクにしっかり時間をかける。
8:30 出社。メールチェックをしながらその日のタイムスケジュールを確認。
9:00 始業。朝ミーティングの後、テレビ番組、Webメディア、雑誌などの露出状況を確認。
9:30 プレスリリースの作成、配信。
12:00 テレビ番組からの電話取材に対応。「夏場の肌ケアの注意ポイント」について話す。
13:00 ランチタイム。同僚と近場のイタリアンレストランへ。
14:00 各媒体社様へ新商品紹介のためにアポイントメント取りを行う。
15:00 外出。アポイントメントを頂いた媒体社様の元へうかがう。
18:00 帰社。商品を掲載いただいた媒体社様への商品の貸し出し対応や、翌日準備。
19:00 退社。帰宅後は趣味のヨガや、同僚・友人との食事を楽しむ。

 

■ プライベート

社内の有志メンバー十数名で、数カ月おきにバーベキュー大会や飲み会などを開催。写真は2017年4月に、世田谷・砧公園で開催したお花見会。前列左から3番目が伊尾知さんだ。

 

取材・文/上野真理子 撮影/鈴木慶子