24日、ドイツやオランダ産のE型肝炎ウイルスに感染した豚で製造されたソーセージが英国で物議を醸す中、韓国産の豚もすでに同じウイルスに感染していることが分かった。資料写真。

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2017年8月24日、ドイツやオランダ産のE型肝炎ウイルスに感染した豚で製造されたソーセージが英国で物議を醸す中、韓国産の豚もすでに同じウイルスに感染していることが分かった。韓国・テレビ朝鮮が伝えた。

韓国食品医薬品安全処が、英国で問題になった「E型肝炎ソーセージ」の国内での流通実態を調べたところ、大手スーパーには流通していなかったことが明らかになった。

しかし、韓国の大手スーパーが主に扱う韓国産製品も安心できるわけではないという。韓国産の豚も、すでに相当数がE型肝炎ウイルスに感染しているというのだ。ソウル大のユ・ハンサン教授(獣医学)はこの問題について、「韓国の豚も20%前後の割合でE型肝炎ウイルスが存在する」と説明した。

E型肝炎ウイルスは、感染した豚の血液と肝臓、排せつ物に生息し、製造過程で豚の内臓や血を使用するソーセージやスンデ(豚の腸に豚の血や野菜、春雨などを詰めて蒸した韓国式ソーセージ)のような食品を摂取することにより、人にも感染する可能性がある。特に、免疫力が弱い妊婦が感染した場合、致死率は20%、流産率も30%に達するという。

ただしこのウイルスは70度以上で死滅することから、韓国の専門家らはソーセージやスンデなどの豚肉加工製品を食べる際には十分に加熱するよう忠告している。

韓国では最近、殺虫剤に汚染された卵や鶏が複数の養鶏場で見つかる「殺虫剤卵」問題が物議を醸したばかり。相次ぐ食品汚染の話題に、ネットユーザーからは「食べるものがないじゃないか」「空気も水も肉も卵も…そのうち魚も食べられなくなりそう。地球が死んでいく」「人間がまいた罪の代価は大きい」など絶望感を吐露するコメントが続々と寄せられている。

しかし一方で、「どうして恐怖心をあおるの?よく火を通せば大丈夫なのに」「韓国では豚肉製品を70度以下で食べることなんてほとんどない」「スンデを生で食べる人はいない。妊婦だけど、これからはお店の人に『70度以上で蒸しましたか?』って聞かなきゃ駄目なの?」と反論するユーザーも登場。

この他にも、韓国に数多く存在するスンデ関連業者に関し「今度はスンデのお店がつぶれる番か…」「スンデ雑炊のお店も大変そうだな」と心配する声などが上がった。(翻訳・編集/松村)