もうすぐ終わる夏休み。家族と食卓を囲む機会が増えて楽しかった半面、食事のあと片づけにそろそろうんざりという方もいるのではないでしょうか。少しでも家事をスムーズにするためには、家族の協力が不可欠、と提案するのは、「家事塾」を主宰する辰巳渚さん。

「食器は自分でさげ、さらに洗う・ふく・片づける、を家族みんなでするルールにしては?また、普段なんとなくやっている食器洗いや食器ふきも、基本のやり方を覚えれば短時間できれいに。手をすべらせてお皿を割る失敗も少なくなります」。その際、家族に伝えたい「あと片づけのコツ」を教わりました。

あと片づけは家族全員で!きちんと伝えたい基本のやり方

正しいやり方を知ると、むだなく家事仕事を終えることができます。それに、道具も長持ち。あらためて、家族みんなであと片づけのおさらいをしてみてはいかがでしょう。●使った食器は重ねず1枚ずつさげる


使った食器を重ねると、下のお皿の汚れが上のお皿に移り、汚れものを増やすことに。「シンクとテーブルは近い距離なので、トレーなどで1枚ずつさげる手間を惜しまないで」。●食器の扱いのコツは手の使い方にあり


片手でお皿をしっかり持ち、もう片方の手でスポンジやふきんを持つのが基本のポジション。「両手でふきんを持ってふくとすべりやすいので危険。片手はお皿を持つ手と考えて」。


スポンジ置きは死角になるシンク手前の内側に。お客さまからの目隠しになお、スポンジ置きは、死角になるシンク手前の内側に取りつけると、お客さまからの目隠しになるので来客時も慌てずすみます。【お皿の洗い方】


(1)お皿の汚れを水でざっと洗い流したら片方の手でしっかり持ち、洗剤を含ませたスポンジで表を洗います


(2)縁(1周)→中央の順に表側を洗ったら裏側も洗って。「裏を洗い残すと黒ずみに。汚れていなくても洗います」。【お皿のふき方】


(1)片方の手でお皿を持ち、もう片方の手でふきんを持ってお皿を3回ほど回しながら水気をふき取ります。


(2)お皿をしっかり持ったまま、中央の水気をふき取ります。裏に返し、同様に水気を残さずふき取れば完了。●教えてくれた人
【辰巳 渚さん】
1965年生まれ。ベストセラー『「捨てる!」技術』(宝島社刊)で、ものがあふれる時代の生活哲学を提唱。2008年より「家事塾」を主宰。著書に『あなたを変える家事塾300のメソッド』(岩崎書店刊)などがある

<イラスト/升ノ内朝子 撮影/難波雄史 取材・文/ESSE編集部>