緊急課題となっていたCBブルックスの穴埋めに成功したヴォルフスブルク。残るは当初から今夏のテーマとなっているウィングの補強だ。開幕戦では、ベテランのヤクブ・ブラスチコフスキと今夏にアーセナルのユースから獲得した19歳カイルン・ハインズの二人で臨んでいる。

だがそんななかで古巣ドルトムント戦に臨んだブラスチコフスキは、大腿筋に硬化を抱えて途中で交代。いまだにチーム練習参加をはたせておらず、さらにハインズは現在風邪をわずらっており、週末での出場が危惧されている。

さらに代役候補となるであろうパウル=ジョルジュ・エンテプについては、まだ負傷から復調を目指しているところであり「熱心に取り組んではいるのだが、しかしまだ時間が必要だよ。フル出場に耐えられるような状態ではない」と、ヨンカー監督は説明。またマルヴィン・ステファニアクは、今夏の準備期間で足を負傷しまだ回復を目指している段階にあり、その準備期間で頻繁に右ウィングでプレーしていたランドリー・ディマタについては、ハインズと同じ「ウィングを本職とするわけではない」という根本的な問題を抱えている。

では週末のフランクフルト戦では、どのような策を講じてくるのだろうか?昨季の戦いからみれば、トップ下を主戦場とするディダヴィやマリを配置するか、もしくは中央でプレーするバズールをウィングへとスライドし、そこにマキシミリアン・アーノルドを起用することが考えられるだろう。開幕戦で敗戦を喫し、続くフランクフルト戦でも敗戦する形で代表戦期間に入るならば、つらい時間が待っていることも予想されるだけに、ヨンカー監督としてはこの苦難をうまく乗り越えたいところである。