夜の睡眠時、どのような姿勢をとって眠りについていますか? あるネットアンケートの結果によれば、最も多い割合で仰向け姿勢、次に多い割合が横向き姿勢、そして少数派がうつ伏せ姿勢その他もろもろ、という統計が取れているようです。最も多いのが仰向け姿勢で眠りについている人のようですが、やはりこの仰向け姿勢が最も睡眠に適した姿勢であるのでしょうか。結局"寝る姿勢"はどれが一番良いのか調べてみました。

睡眠学の観点から言えば仰向け姿勢が適している

最も睡眠に適した姿勢はどれかということですが、個人の状況・状態によってその人に適した姿勢は異なってくるようです。まず睡眠学の観点から言えば、基本的に睡眠に適しているとされるのが仰向け姿勢です。仰向け姿勢は身体各部への負担が少なく、血液の循環がスムースに行われ、また呼吸も深くなるため、睡眠の質が上がりやすいのです。ただ脂肪の多い人、姿勢が悪い人によっては、舌根が下がることによりいびきをきかやすくなる、睡眠時無呼吸症候群の原因となってしまうこともあります。仰向け姿勢での睡眠は理想的といわれますが、この姿勢でもいびきや不眠などの不調に悩まされる場合は、横向き姿勢に変えたほうがいいかもしれません。(いびきをかきやすい人の特徴)。

状況によっては横向き姿勢が適していることも

横向き姿勢はいびきや睡眠時無呼吸症候群が出にくい睡眠姿勢といわれます。更に腰や背骨への負担が少ない姿勢でもあるので、腰痛持ちの方にもおすすめの姿勢です。しかし横向き姿勢は右向き、左向きどちらかを長時間続けることにより身体への負担が偏り、身体の痛み、または身体の歪みの原因となってしまう可能性が指摘されます。更に枕の選択を誤ると頚椎に無理な負担が生じ、首の痛み、果てには頚椎ヘルニアとなる方までいるのです。横向き姿勢のメリット・デメリットを把握し、デメリットを少なくする方法を考えながら横向きで寝るようにしたいですね。

うつ伏せ姿勢は賛否両論

うつ伏せ姿勢で眠りについている人はできるだけ止めておいた方が無難です。腰痛持ちで仕方なくしているなら話は別ですが、うつ伏せで寝ることにより、胸が圧迫され呼吸が浅くなってしまい、首に無理な負担を与えてしまいます。こんな状態ではどうしても睡眠が浅くなってしまいますし、起きたときに身体のあちこちが痛いだなんて状態になることも。一部例外はあるかもしれませんが、寝具販売店などに行くと仰向け姿勢が一番に奨められることはそうそうないはずです。ただし、乳幼児の場合うつ伏せを進める専門家もいますし、人間以外の動物もうつ伏せ姿勢で寝ることから、うつ伏せ姿勢の睡眠が良いという説もあります。自分の好みの姿勢でぐっすり寝るのが一番ですが、体調が悪い場合や睡眠が浅い場合は寝る時の姿勢を微調整し、他に快適な姿勢はないか、自分の眠りを追求してみましょう(睡眠不足で死亡リスクが上昇)


writer:サプリ編集部