「恋の始め方がわからない」なら、女子の初めて物語『ワンダーウーマン』

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女子の恋のお悩みは、いつの時代も多種多様、人の数だけ違うもの。
だから、「こうしろ!」と言われてその通りにすればハイ解決!と言うものでもないですよね。


そんなモヤモヤとした恋の悩みを抱えた女子に、数々のファッション誌やテレビ番組「スッキリ!」でもおなじみのおネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんが「映画」で解答しちゃいます。

■◆本日のお悩み女子

"恋愛の始め方がわかりません。最後に恋愛したのを覚えていないくらい恋から遠ざかってしまっていて、どうしたら男の人から好かれるのか、どうしたら彼氏ができるのかがわからず困っています。


いずれは結婚したいし、ドラマのような恋愛もしてみたいと思っているのに、この年になるまで大した恋愛をしてこれませんでした。原因はなんなんでしょうか?"(まーちゃん23歳/IT・広告)

■◆結論:人生80年。されど今を生きるのよ

うんうん。誰でも絵に描いたような大恋愛してみたいわよね〜。わかるわかる。特にティーン〜20代前半ってそういうのを求めるもんよ。だって、経験値少ないから。


まーちゃんさんの悩みは、恋愛から遠ざかっていること、というよりも先にある「交際ってなんだっけ?」ってことだと思うの。


恋愛のゴールが、パートナーとなりうる人との交際、とするなら、「恋愛を忘れちゃった、テヘ!」っていうことよりも「えっと、どういう契約をもって、交際というべきなんでしょうか?(キリッ!)」というところに悩みがあるんじゃないかと思うのね。彼氏を作ることを恋愛のゴールに設定している人の悩みに関しては、以前答えたから割愛しちゃうわ。


お友だちが彼氏とラブラブしているのをみて、いいな〜、ほしいな〜、っていっているのは、オコチャマの悩み。それって所有欲の問題でしょ?そうじゃなくて、まーちゃんさんのような社会に出た大人予備軍の女子には、もう一歩先の悩みを持っていていただきたい、というオバチャンの儚い希望もあったりして(笑)。




でも、結論からいうと、これって人それぞれなのよ。なんぼ「交際開始がゴール」っていっても、それが「つきあってください!」っていうハッキリした告白によるスタートラインがあるものもあれば、ふんわり始まって気づいたら何年も交際してた、っていう人もいるし。


しかもその後も人それぞれで、スタートが明確・不明確にかかわらず、うまくいく人はいくし、いかない人はとっかえひっかえだしね。


だから、まずまーちゃんさんが心構えしてほしいのは、「人生まだまだ長い」ってこと。


今、女性は人生80年が当たり前って言われているじゃない。さすがに80代になってからの大恋愛は、命を削ることになるからオススメはしないけど、20代前半は悩むよりも先に行動あるのみ、ってポリシーでいったほうがいいと思うのよ。


当たって砕けるのは怖い、相手にどう思われているか不安……。そう思うのは無理ないわ。
でもね、その不安って年を重ねれば重ねるほど大きくなるのよ。婚活市場の女性は、30歳以降になると途端に枠が減り、35歳以上になるとほぼ皆無なんてことも耳にするじゃない。


だからこそ、今は行動に移して、いろんな男性との会話やデートを楽しむのがいいと思うの。


男なんてこの世に35億いるんだから、お試ししたっていいじゃない!


それにスタート方法がわからないってのも、別に気にしないでいいわ。問題は、奥手になって、男性がいる場から遠ざかっていることだと思うわ。女子友同士でつるんでると楽しいのはわかるけど、街コンでも合コンでもなんでもいいから、男子のいるところに自発的に足を運ぶこと。

■◆「どーしよー、ワナワナ」よりも「だからどうしたのよ」ぐらいで

そんなまーちゃんさんに観てもらいたいのが、公開したばかりの『ワンダーウーマン』

なんでスーパーヒーロー映画を観ろというのか、というとね、これ、めちゃくちゃ女子映画なのよ。






ワンダーウーマンことダイアナは、女性しかいない島国で生まれ育った王女様。女性しかいないのに子どもがいるっていう謎に関しては置いといて、とにかくこの国で生きるためには戦闘能力をつけないといけないから、みんなめっぽう強いのよ。で、王女様のダイアナも御多分に漏れず、強い女性に憧れて、戦闘トレーニングなんてしないでいいのに、鍛えまくっちゃう。


そんな中、人間世界から不時着した米国軍パイロットを助けるのね。いわば、生まれて初めて出会った男性が彼。
物語としては、外の世界が戦乱の時勢になっているのを彼から聞いたダイアナが、彼とともに戦争を止めにいこうとする、ってお話なんだけど、おもしろいのは“ダイアナさん、初めて物語”になっていることなの。






外の世界(すなわちあたしらが生きる世界ね。100年くらい前設定よ)は初めて、それに男女が生きる世界も初めて。で、それまで鍛えまくっていたダイアナにとっては、軟弱な人間達を相手にするのも初めて。


言っちゃー、標準が全く違う世界にいきなり入り込んじゃう初めて物語になっているの。だから、力の加減もわからなければ、服装、立ち居振る舞い、言葉遣いなどなど、なにをしても周りから観たら彼女は天然ちゃんにしか見えないのね。


それでも、ダイアナは確固たる自分を持っていて、自信も好奇心もあるから、「だからどうしたのよ」っていう感じで猪突猛進。ほら、これってまーちゃんさんに一番足りないものでしょ?






自分をしっかり持っていると、周りからどうみられるとか、気にならなくなるし、周りも「アノ人、あーゆー人だから」と、個性として受けとめるようになるってもんなのよ。


奥手になって「どーしよー、ワナワナ」って立ち止まっている人なんて、誰も気にも留めてくれないものよ。
逆に悪目立ちくらい目立っちゃって、でも本質的にはイイ人、っていうダイアナみたいな人って、男女問わずかっこよく見えるし、モテもするって話なのよ。






よくあるスーパーヒーロー映画と全然違って、『ワンダーウーマン』は女性のエンパワーメント映画。
恋愛への気づきだけでなく、女性が女性らしく生きるために必要なものは何かってことを教えてくれるわよ〜。(よしひろまさみち/ライター)


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▼公開情報
┃タイトル:『ワンダーウーマン』
┃公開表記:8月25日(金) 全国ロードショー  3D/2D/IMAX
┃配給表記:ワーナー・ブラザース映画
┃著作表記:(c) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
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(ハウコレ編集部)