(株)藤田旅館(TSR企業コード:203031008、法人番号:5110001024528、長岡市寺泊大町7732、設立昭和52年3月、資本金1000万円、藤田貴巨社長、従業員9名)は7月28日、事業を停止し、破産手続を畑七起弁護士(畑法律事務所、長岡市西千手3−2−2、電話0258−33−7315)に一任した。
 負債総額は推定2億5000万円。

 室町時代創業、約450年の業歴を持つ寺泊海岸温泉の旅館としては有数の老舗業者。「ふぢたや」の名称で営業を行い、観光客や釣人などに多く利用され、日本海を一望できる立地や新鮮な魚介類を中心とした料理メニューに定評があった。ピーク時の売上高は1億円前後をあげていたが、近年は利用客減少で苦戦が続き、売上高は数千万円に止まり、売上不振で損益も低調に推移していた。
 また、平成26年3月には金融債務がサービサーに譲渡され、逼迫した資金状態にあった。ここにきて、今夏の天候不順もあり利用客に恵まれず売上が一段と減少、資金繰り悪化に拍車がかかり、事業継続を断念、今回の措置となった。