女優の高畑淳子(62)が23日、都内で行われた舞台『土佐堀川 近代ニッポン―女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯』製作発表会見に出席。息子の高畑裕太(23)が強姦致傷容疑で逮捕(のちに不起訴)されてから、きょうで丸1年となったが、報道陣から「子育てもテーマとなっていますが、ご自身も子どもさんが反抗期で…」と作品に絡めた質問が飛ぶと、口をふさいでガード。「ごめんなさい、皆さんもお仕事だとわかっているんですけど、お察しください。暴力的ですみません」と頭を下げた。

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 「9回転んでも10回起き上がる」という作品のテーマにちなみ「高畑さん自身はどれくらい転んでいますか?」と聞かれると「数えたことはないですけど、同じくらい転んでいるんじゃないかなと思います」ときっぱり。「立ち上がるまで時間がかかりますけど、ものすごくしつこいたちなので、忘れないことは絶対に忘れないです」と意味深なセリフを発すると、不穏な空気になったことを察したのか「ちょっと助けてください」とポツリとつぶやいた。

 落ち込んだ時の立ち直り方については「うーん、そうですね…お芝居があることですかね。けいこ場でものを考える時間があるので、ありがたいです。ほら、またそうやって…」と困惑しながらもコメント。「きょう8月23日は…」と裕太に関する直接的な質問については、関係者が「本件と関係がない質問なので、それはちょっと…」と制止した。高畑は、口をふさいだレポーターに再度謝罪して、その場を後にした。

 同作は、昨年放送の連続テレビ小説『あさが来た』で女優の波瑠が演じた不屈の女性実業家・広岡浅子のドラマティックな人生を描いた物語。「9回転んでも、10回起き上がればいい」という精神で激動の時代を生き抜いてた17歳から54歳までの広岡の生き様を高畑が演じる。

 本来は、藤山直美の主演舞台『ええから加減』を上演する予定となっていたが、藤山が3月に乳がんの手術を受け、再発転移を防ぐための加療のために5月に降板を発表。キャストはほぼ変わらず今作へと演目が変更となったが、高畑は「ごく初期で経過も良好ということですが、藤山さんが不本意ながら舞台に立てない中で、私たちがその穴を埋めたいという思いがとても強い。その辺りも含めて頑張りたいです」と涙ぐみながら熱演を誓った。

 会見にはそのほか、赤井英和、南野陽子、田山涼成、葛山信吾、三倉茉奈、紫とも、篠田光亮、越智静香、演出の田村孝裕氏も出席。10月4日から28日までシアタークリエにて上演される。

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