25日、WBC(世界ボクシング評議会)が米国のフロイド・メイウェザー・ジュニアとアイルランドのコナー・マクレガーの対決を前に、旭日旗のついた「マネー・ベルト」を制作し、波紋が広がっていると複数の韓国メディアが伝えた。写真は旭日旗。

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2017年8月25日、WBC(世界ボクシング評議会)が米国のフロイド・メイウェザー・ジュニア(40)とアイルランドのコナー・マクレガー(28)の対決を前に、旭日旗のついた「マネー・ベルト」を制作し、波紋が広がっていると複数の韓国メディアが伝えた。

朝鮮日報によると、WBC は27日(日本時間)に行われる2人の選手のスーパーウェルター級対決の勝者に「マネー・ベルト」を贈呈すると発表した。タイトルマッチではないが、試合の重要性を考慮し特別に制作したという。

ベルトはワニ革素材に300個のエメラルド、600個のサファイア、3360個のダイヤモンド、1.5キロの24金が散りばめられた豪華なもの。

しかし、このベルトに対し、韓国のボクシングファンからは批判の声が上がっている。ベルトには世界各国の国旗が円を描くように並んでいるが、その中に旭日旗が含まれているためだ。韓国で旭日旗は「日本の軍国主義の象徴である」として問題視されている。

これについて、スポーツソウルは「試合を待ち焦がれていた韓国のボクシングファンらは、世界が注目する中で勝利者が旭日旗のついたベルトを巻いて勝利を祝う姿を見なければならないという不都合な状況にさらされる」と懸念を示している。

また、ソウル新聞は「ボクサーや格闘家、WBCに素晴らしい歴史認識を期待することは難しいが、『少しは歴史を学ぶべき』と非難する声が出るのは当然のことだ」と主張した。

韓国のネットユーザーからも「あきれた」「ナチスの旗も入れればよかったのに」「日本からいくらもらった?」「金があれば何でも許される世の中だ」など批判的なコメントが多数寄せられている。

また、「正しくは戦犯旗」「戦犯旗だってば!記者こそ歴史の勉強をするべきだ」など韓国のメディアが「旭日旗」と表記していることを問題視する声も多い。「韓国政府にも問題がある。旭日旗が戦犯旗であることを国内はもちろん、世界にも積極的に知らせるべきなのに」と指摘する声も。

一方で「日韓の歴史問題に関心を持つ西洋人は少ない。仕方ないよ」「かっこいいデザインだから使いたくなる気持ちも分かる」と理解を示すユーザーもいた。(翻訳・編集/堂本)