ジャクソンホール会議でのイエレンFRB議長の発言は 8月25日のドル円為替

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 本日はカンザスシティー連銀の経済シンポジウムが行われる。ジャクソンホール会議にはイエレンFRB議長とドラギECB総裁が登場する予定だ。どのような内容になるのか注目が集まる。

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 トランプ大統領の「壁建設のためには政府機関の閉鎖も辞さない」というアリゾナ州での発言が波紋を広げている。ライアン下院議長はトランプ大統領の発言に対して懸念している意向を示した。トランプ大統領はまたしてもツイッターを使用してライアン議長やマコネル上院院内総務を批判する行動をとっている。トランプ大統領と議会の対立は深まるばかりだ。

 しかし市場はややドル買いの基調である。8月24日7:30(すべて日本時間)ごろに1ドル108円85銭の下値をつけた後は反発した。20:30ごろにはジョージ・カンザスシティー連銀総裁が、年内の追加利上げを想定していることや早期のバランスシート縮小開始支持を言及。21:30には前週分の新規失業保険申請件数が事前予想の23.8万件よりも改善された23.4万件だったこともあり、21:45ごろには1ドル109円46銭をつけている。23:00に発表された7月中古住宅販売件数は事前予想の555万件を大幅に下回る544万件と、前月比+0.5%予想が-1.3%となり1ドル109円12銭までドル売りが進むが、その後は再びドルが上昇している。

 日付の変わった25日、仲値で9:50ごろには1ドル109円78銭の上値をつけるも、すぐに反発し売り戻している。今後は23:00以降のジャクソンホール会議まで様子無ムードとなる見通しだ。イエレンFRB議長が年内の追加利上げの可能性を示せばドル買いの大きな材料となる。しかしインフレの低迷に注目するような内容であれば12月の追加利上げ観測は後退し、ドル売りとなるだろう。ここまではタカ派寄りの強気な発言が目立つイエレンFRB議長がその姿勢を貫くのか注目される。

 本日は21:30より7月耐久財受注額の発表があり、こちらも重要な経済指標となるだろう。はたして8月4週目はどのような形で幕を下ろすことになるのだろうか。