南北戦争で活躍したロバート・E・リー将軍像の撤去が米国で問題となっている中、そのリー将軍と同姓同名の中国系アナウンサーにまで余波が及び、番組から降板させられる事態になった。写真はアーリントン国立墓地。

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2017年8月24日、中国新聞網によると、南北戦争で活躍したロバート・E・リー将軍像の撤去が米国で問題となっている中、そのリー将軍と同姓同名の中国系アナウンサーにまで余波が及び、番組から降板させられる事態になった。

銅像撤去について全米で激しい議論が繰り広げられている中、そのあおりを食らっているのは中国系のロバート・リーさん。スポーツ専門チャンネル「ESPN」でアナウンサーをしており、バージニア州シャーロッツビルで来月行われる大学フットボールの試合中継を担当することになっていた。

ところが、ロバート・E・リー将軍と同姓同名だという理由で、問題視されることを恐れた局上層部から、ペンシルベニア州ピッツバーグで行われる試合の担当に替えるよう指示されたという。

ESPNは今回の対応について「とても残念」だとしつつ、担当変更は日常的に行われることでもあると釈明。しかし、ネット上では過剰な対応ではないかとの見方が出ている。なぜならロバート・リーさんは中国系にしか見えず、ロバート・E・リー将軍とは似ても似つかないためだ。

なお、ロバート・リーさんのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)アカウントの書き込みによると、中国語を話すことができ、ESPNには2016年にパート採用されたという。(翻訳・編集/岡田)