ハリルホジッチ、秋田豊の質問に「悲観的」と返答!記者会見で一体何が​

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24日(木)に行われた日本代表メンバー発表。

運命の2連戦に向けた27名の選考について、ハリルホジッチ監督は記者会見で語った。

そんな会見に引き続いて行われたのは質疑応答だ。

その冒頭でハリルホジッチ監督に質問したのは、テレビ東京でサッカー解説を担当している元日本代表DF秋田豊氏。

臆することなく挙手をすると、こんな質問をハリルホジッチ監督にぶつけた。

「テレビ東京の秋田です。宜しくお願いします。

たくさんの新しいメンバーがいるなかでこの大一番、オーストラリアと言えば先ほどハリルホジッチ監督も「高さが非常にある、セットプレーが非常に怖い、武器である」と。逆に、日本の弱点としては高さであると。

そういうところを補いながら考えると、植田選手、三浦選手を選んだと私も思います。

そのなかで、例えば吉田選手と昌子選手のどちらかが怪我をした場合、今まで代表の試合でこういうプレッシャーの中での経験がない選手をセンターバックとして途中で出すっていうのは難しいのではないかと僕は思うんですが、監督はどう思われますか?」

秋田氏が気になったのは、やはりセンターバックの人選。4人のうち2人は植田直通、三浦弦太というA代表経験の乏しい選手であり、吉田麻也や昌子源が故障した際に不安はないのか、と問うたのだ。

ハリルホジッチ監督はこの見解を「悲観的」と表現し、自らの考えを説明した。

ヴァイッド・ハリルホジッチ(日本代表監督)

「もうすでに怪我人がたくさんいますけれど、秋田さんが2人増やしてしまいましたね。

それは非常に悲観的な見方だと思います。

元選手であることも私は存じ上げておりますけども、日本の選手のメンタリティもよくご存知だと思います。

日本では、若手を信頼して使うというところが少し欠けているかもしれません。私にはあまり理解できない部分です。そういった状況がありますと、無意識に若手にプラスアルファのプレッシャーを与えることになると思います。

私はそれとは違って、その選手が17歳であっても18歳であってもプレーに値するならば、出場に値するならば使います。もちろんそこからまたさらに進化していき、その選手の存在感というものはチームにとって重要なものになりますけども。

我々はまず、50人くらいのラージリストから絞ってこのリストを作ってきています。

コーチングスタッフや西野さんも視察などを行い、全員で意見を出し合い、それぞれの意見を聞きながらこのリストを作りました。我々がベストだと思えるリストが本日発表したものです。

もちろん、より経験のある選手が望ましいかもしれませんけれど、どこかのタイミングで経験を積み始めるということも必要です。私は能力のある、才能のある選手だと思って選んでます。

ヨーロッパではイングランドでもフランスでも、例えば18歳で代表デビューする選手たちがいたりします。フランスでもデンベレ、エンバッペなど彼らはプレーしていますね」

「日本には常に年配を尊重するという伝統があるのを私は知っておりますけど、そういった状況が苦しいという選手たちもいるかもしれません。

私は若い選手にも自信を与えようと思い、日本人コーチにも連絡を取らせたりしていますけれど、もちろんピッチ上では違うことはあります。そういった経験は我々にもあります。

皆さんもサッカーをプレーしたなら、18歳の時より25歳の時の方が良かったという思い出があると思います。

しかし、その時点でベストだと思える選手たちを使うというのが私のサッカーの見方です。そういったなかで一人変えたりということもありますけども。

いずれにしても、ハイレベルでプレーするために欠かせない部分はフィジカルコンディションだと思います。そこの準備ができていないと、まずできません。

そして今、たくさんの怪我人がいます。マヤも少し心配した部分がありましたけれど。

フィジカルコンディションのところを考えると、プラスアルファのトレーニング、あるいはトレーニングの内容を変えるとかも必要なのかどうかということも考えたりします。

私はたくさんのテストを行い、チェックしておりますけども、このフィジカルコンディションの準備という部分で裏付けのある意見をいくつも持っていますけれど、今は発表する場ではないと思います。

でも怪我人が出てしまったら、他の選手を信頼して使いたいと思います。そういった責任をしっかり感じながら行っていきたいと思います」