不思議な形のこれ、じつは「醤油差し」。しかも、中に入っているのは粉状の醤油。2015年1月に京都の下鴨茶寮が発売した「料亭の粉しょうゆ」という商品だ。

こだわりの味の素晴らしさに加え、粉状ならではのメリットもたくさんあるマーベラスな粉しょうゆ。

その容器が、この度、人気デザインオフィス「nendo」とのコラボレーションによって、機能的でCOOLに生まれ変わった。これさえあれば、アノ人気者を超えられるかもしれない…。

なんだ?「粉しょうゆ」って。
改めてその魅力をどうぞ

Photo by Akihito Yoshida

醤油がいつの間にか粉になっていた。

粉になった、と聞いて個人的に嬉しかったのは、服についたりハネたりしてシミになる心配がないこと。でも、メリットは他にも色々ある。

例えば、かけた食材が湿ることがないので食感に影響しない。軽量なので、贈り物にしたり旅行のお供にもしやすい。さらに、料理にかけた見た目が上品で美しい、などなど。いいことたくさん。粉しょうゆは、いわば進化系調味料だ。

新発売の柄杓系容器は
震えるほどに使いやすい 

Photo by Akihito Yoshida
Photo by Akihito Yoshida

そして、粉しょうゆ専用の容器にも「進化系」が登場したのだ。

このちょっと不思議な形状は、茶事や神社の手水舎などでも使う柄杓の形状をヒントに考えられている。

オシャレ、でもそれだけじゃない。料理に振りかける前に、容器の椀(開口部)に適量を出してかける量を確認することができるので、調味料あるあるともいえる「特盛の悲劇(力加減を謝って想像を絶する調味料が食材にかかること)」を防ぐことができるのだ。

使い方も簡単。やわらかな手首の返しによって、食材にまんべんなく振りかけることができる。

調味料をCOOLにかける
と聞いて思い出すのは…

ここで思い出した。「トルコの塩振り王子」。彼は、最近、食材に塩を振りかける姿があまりにもセクシーすぎて、巷の女子たちを腰砕けにした罪な男である。

だけど、もしかして、今回紹介した進化系容器を使って、卵かけごはんへ華麗に粉しょうゆを振り下ろせば、次はあなたが「粉しょうゆ振り王子」と呼ばれることになるかもしれない(ゴロ悪いけど)。

食卓へ驚きとトキメキを

Photo by Akihito Yoshida

最後にもうひとつ。容器内で粉しょうゆが移動する様にも注目してみてほしい。

椀の所に、振りかけたあとに残ったり、詰め替え袋から入れられたりした粉しょうゆは、持ち手の簡単な傾きのみで容器の奥へと入っていく。サラサラと移動するそれは、京都を流れる小川のせせらぎさながらだ。

何度も検証を繰り返すことで導き出されたベストな椀の大きさや首の傾斜。それが、この「戻り姿」の美しさを演出しているのである。

大事なお客様をおうちごはんに招いた時はもちろん、家族とのいつもの食卓や、今日はキメるぜ、の時。

様々なシチュエーションで、是非このこだわりの容器と粉しょうゆの意外性に加え、あなたの自慢の手首スナップを披露して、みんなをメロメロにしてほしい。

Top Photo by Akihito Yoshida
Licensed material used with permission by 株式会社下鴨茶寮,有限会社 nendo