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米Amazonは8月24日 (現地時間)、Whole Foods Marketの買収が8月28日に完了する見通しを明らかにした。完了後すぐにWhole Foods Marketの人気商品の値下げを実施、またAmazon Primeと連動した特典プログラム提供の準備に取りかかる。今年6月にAmazonが買収合意を公表した後、食料品・日用品販売がAmazonに独占される可能性を懸念する声も上がったが、23日に連邦取引委員会 (FTC)がWhole Foods買収を承認した。買収総額は約137億ドル。Amazonによる過去最大の企業買収になる。

Whole Foods Marketは、自然食品、オーガニック食品を中心に安全で質の高い食料品・日用品を提供しており、都市部を中心に店舗を展開し、比較的所得の高い層を主な顧客としている。

Amazon傘下でWhole Foodsは「全ての人に手頃で高品質な自然食品とオーガニック食品」を目指す。28日に買収が完了したら、オーガニックのバナナやアボガド、ケール、レタス、リンゴ、卵、鮭、テラピア、安全に飼育された牛のひき肉、ロッティセリチキン、自社ブランド「365」のバターといった人気商品を値下げする。

今後については、各店舗が大きな倉庫を持ち、人口が集中する地域に店舗を展開するWhole Foodsの強みと、全米に広がるAmazonの物流ネットワークを活かして「ロジスティクスやマーチャンダイジングを含む、様々なエリアに改革を広げていく」としている。まずは、一部のWhole Foodsの店舗にAmazon Lockerを設置する。Amazonで注文した商品を自宅や職場などで受け取れない時に、セルフピックアップの場所として指定できる受け取りロッカーだ。Amazon側でも「Amazon.com」「AmazonFresh」「Prime Pantry」「Prime Now」などで、「365 Everyday Value」「Whole Foods Market」「Whole Paws」「Whole Catch」といったWhole Foodsの自社ブランド商品を販売する。また、AmazonのPrimeプログラムとWhole Foods MarketのPOSシステムを統合する作業をすぐに開始し、完了後にはPrimeメンバーがWhole Foodsで割り引きを受けられる報酬プログラムを提供する。