24日、人民日報によると、中国では最近、旧日本軍の元慰安婦女性を追ったドキュメンタリー映画「二十二」が注目を集めている。写真は中国慰安婦歴史博物館。

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2017年8月24日、人民日報によると、中国では最近、旧日本軍の元慰安婦女性を追ったドキュメンタリー映画「二十二」が注目を集めている。しかし、人気が高まるにつれ、慰安婦をモチーフにした無料通信アプリ「微信」などに使う「スタンプ」を作る者が現れ、批判を浴びている。

映画「二十二」は、上映前から約3万人の寄付が集まり、作品を鑑賞した多くの人々がSNS(交流サイト)で感想や情報を書き込み、口コミで評判が広がっていった。しかし、高齢になった元慰安婦女性が苦悶する顔、泣く表情などをかたどったスタンプがネット上に登場。「歴史の暗部や苦しみまで消費し、娯楽にする姿勢はどうなのか」と批判が拡大した。

中国では過去にも、革命の犠牲者を侮辱したり、テロの死者数をねつ造するなど、「歴史を冒涜した」として娯楽関係者が非難されるケースがたびたび起きている。今月23日には、旧日本軍の軍服を着て記念写真を撮影していた若者2人が、治安管理法違反の疑いで逮捕されたばかりだ。(翻訳・編集/大宮)