子どもに外国語を教えるのは難しいと思っていませんか? 特に、自分自身が苦手な言語だと(高校以来スペイン語の動詞の活用を思い出したことがないなど)、不可能だと感じるかもしれません。

私は12年ほど、ベビーシッターをしており、英語とスペイン語が話せますが、ある親から「8カ月の子にスペイン語の基本スキルを教えてほしい」という依頼を受けたときには、正直なところ困惑しました。まだ最初の言葉すら発していない子を相手に、2カ国語で話しかける? でも、バイリンガルの強みは私自身がよく知っています。そこで、その課題に挑戦してみることにしたんです。

そのときの経験から、外国語を学ぶコツはボキャブラリーではなく一貫性であることを学びました。以下では、小さな子どもに基本的な言語スキルを身につけさせるための方法を5つ、ご紹介します。

まずは数える

その男の子にスペイン語を教えるにあたり、まずは数から教えることにしました。最初は、おむつ替えの合間に数を数えたり、2階に忘れてきたおもちゃを数えたり、リビングの階段を上り下りするたびに段の数を数えたりしました。やがて、何をするときにも数えるのが私の習慣になったのです。

チャイルドシートに座らせながら、本を開きながら、スイングを揺らしながら。復唱できるようになったら、私が「ウノ、ドス」と言い、彼には「トレス!」と言わせるゲームを始めました。1つずつ数を増やしていき、最後の音を伸ばすように言ってみたりもしました。「ウノ、ドス、トレス、クアーーートローーー」「シンコ!」といった具合です。これがうまくいき、彼はすぐに10まで数えられるようになりました。

数は、新しい言語を導入するかんたんな方法だと思います。楽しくなるように、ちょっとおどけてみせるのがポイントです。たとえば、最初は耳もとでささやくように数えて、最後の数だけ大きな声で言う、といった工夫をするといいでしょう。20くらいまでであれば、すぐに覚えるはずです。

3は魔法の数字

Forbesによると、人間は3個の組み合わせを覚えるのが得意とのこと。これは、たとえ相手が6カ月の赤ん坊でも同じようです。どんな言葉でも、10まで数えるよりは3まで数えるほうがかんたんなので、これを習慣にしましょう。

階段の段数、ボウルの中のシリアル、おもちゃなど、何でもいいので、「ウノ・ドス・トレス、ウノ・ドス・トレス」と、すべてを数えるまで繰り返します。ママ・パパ・赤ちゃん(ママ・パパ・ベベ)、犬・猫・鳥(ペロ・ガト・パハロ)などのほか、色や場所、親戚の名前などでもいいでしょう。ときどき声のトーンを変えると、子どもがあなたの口元に注目してくれます。

童謡

音楽は世界共通。外国語の童謡を探すにはYouTubeが便利です。『Row Your Boat』や『Mary Had A Little Lamb』など、繰り返しの多い童謡を探しましょう。

特定の言語の童謡で、翻訳されていないものもあると思います。それらもチェックしましょう。スペイン語の場合、『Los Pollitos Dicen』や『Tengo Una Muneca Vestida de Azul』が有名です。

どんな童謡を選ぶにしても、子どもがよく集中できる時間を選んで聞かせるようにしましょう。車での移動中、食事中、入浴中などがおすすめです。

テレビ

2週間ごとにテレビの言語を変えます。これはシンプルかつ効果的な方法です。子どもが積極的に見ていなくとも、BGMとして流しておけば、その言語の音に慣れ、あとで発音に困らずに済むでしょう。

あいさつ

「おはよう」や「おやすみ」のあいさつは毎日していると思います。それを外国語でやってみましょう。マスターしたら、「こんにちは」「お元気ですか?」といった風に増やしていきます。

言語を教えるのに、長ったらしいボキャブラリーは不要です。知っている単語を使い続けるだけで、子どもは多くを学びます。これをきっかけに、あなた自身も外国語を強化するチャンスだと思いましょう。

学ばせたい言葉を話す子がいたら、約束をして一緒に遊ぶのもオススメです。ネイティブスピーカーと会話をすることで、子どもの言語スキルは大幅にアップします。そして、友情もおまけについてきますよ。さあ、ウノ・ドス・トレスでやってみましょう!

How to Teach Your Kid a Second Language Even if You Suck at It | Lifehacker Offspring

Image: Aurelio Wieser/Shutterstock.com

Source: Forbes

Video: YouTube1, 2