最近、米国での人種差別問題が取り沙汰されているが、様々な人種が混在するのはヨーロッパも同じ。

ISによる相次ぐテロや移民、難民問題を抱える欧州各国では、自国民の利益を優先し、他民族を排除する傾向が強まっている。

そのような中、ドイツのあるスーパーマーケットが行ったキャンペーンが、大きな注目を集めている。

先日、独ハンブルグにあるEdekaのスーパーを訪れた客は、店内の光景に目を見張った。

この時の様子をSNSに投稿する人が相次いでいる。

「多様性(ダイバーシティ)の日」と称し、今日はドイツ製品しか陳列されていない。商品棚は見てのとおり。

独スーパーでの人種差別に反対するキャンペーン。

スーパーマーケットの意図としては、他国の製品を排除し、自国のものだけに頼ることが、いかに心の狭い行為であるかに気付いてもらいたいのが1つ。

実際店内には、「多様性を失った商品棚はなんと面白みに欠けることか」、また「外国製品を除くと商品棚はまさに空っぽ」といった文言が掲げられている。

「弊社では、お客様のニーズにこたえ、国内各地の商品に加えて様々な外国製品を扱うことで、ご満足いただける多様性を生み出しています」というのが広報の談。

同店舗の試みは多く海外メディアでも報じられ、「素晴らしいキャンペーンだわ」「的を射た試みだと思う」「多くの民族、国家のおかげで私たちは豊かに暮らせるのですね」と幅広い支持を受けている。