写真1:フスタ遺跡から出土した美しい石器(8月20日撮影)。写真2:フスタ遺跡から出土した骨の柄の青銅きり(左)と骨の柄の青銅ナイフ(右)。写真3:遺跡北側の山頂に位置する監視と防御に用いる建築遺跡。写真4:遺跡の一部

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国家文物局や中国社会科学院考古研究所、北京大学考古文博学院などから集まった専門家ら50人以上が8月20日から21日にかけて、新疆ウイグル自治区温泉県のフスタ遺跡で現地調査と座談会を行った。現地調査を行い、座談会に参加した考古学の専門家らは、フスタ遺跡は西天山地域でこれまでに発見・発掘した遺跡の中で最も規模が大きく、高度な技術で作られた集落の壁と大型の石造建築群や軍事・防衛の設備を持つ青銅時代の集落遺跡であることを確認した。

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遺跡と出土した文物は、農耕を主としながら牧畜も行っていた現在から約3600年前の生活スタイルを示しており、フスタ遺跡は農業と牧畜業とが転換しつつある時期の典型的な遺跡群として、西天山地域・新疆北部地域の青銅文化や先史農業文明の発展、牧畜業の起源などへの理解を更に深める上で重要な価値を持つと考えられている。

フスタ遺跡は監視と防御に用いる建築群や遺跡群の主体、山頂の住居跡、墓地などからなり、総面積は12平方キロメートルに達するという。2016年に正式に発掘がなされて以来、遺跡からは人骨や陶器、青銅武器、石造の曳き臼・棒など100点余りの文物を出土している。(提供/人民網日本語版・編集HQ)