家電はスマホで操作する時代!パナソニックの新製品がIoTで便利に

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パナソニックは最新モデルのエアコン「Eolia WX/Xシリーズ」とななめドラム洗濯乾燥機「NA-VX9800」、ロボット掃除機「RULO MC-RS800」を同時に発表。パナソニックが2018年に創業100周年を迎えるにあたり、気合いの入った白物家電となっていました。すべてIoTに対応したことで、設定や操作もより簡単になっています。

■エアコン「Eolia」は空気の汚れに反応して動く!

▲新しいEoliaはお手入れ簡単、空気がキレイ!

「Eolia」(エオリア)WX/Xシリーズは、エアコンの清潔性への関心の高まりを受け、清潔性を徹底的に追求したモデルです。市場想定価格は14〜19畳のWXシリーズが32〜42万円。半間サイズで6畳〜29畳のXシリーズが26〜41万円(ともに税抜)。

エアコンは大風量で部屋の空気を循環させており、空気が汚れていれば、汚れも一緒に吸ってしまうことになります。Eoliaは、空気をキレイにするために、アクティブクリーンフィルターを搭載。従来の空気清浄フィルター67枚分のビックサイズで、高性能ホコリセンサーが空気の汚れを検知し、「汚い」「やや汚い」と判断すると、フィルターが上部の吸気口に稼働して、汚れた空気をしっかり集じんします。立ち上げ時など、冷暖房に集中する場合はフィルターが前方に収納されるため、冷暖房の能力が落ちることはありません。

▲従来の空気清浄フィルター67枚分のアクティブクリーンフィルターは、汚れを検知すると上部に可動する

また、熱交換器も新技術が採用されています。家庭の空気中に浮遊するホコリは、約30%が油分。そのホコリが熱交換器へ付着すると取れにくくなってしまうことから、「ホコリレスコーティング」を施しています。切断面に親水撥油コート剤でコーティングすることで付着を防ぎ、結露水でホコリを洗い流しやすい仕様に。さらにホコリが挟まらずに滑って落ちる「ナノシリカ凹凸表面構造」のWコーティングも施されており、内部まで清潔な状態を維持できるエアコンとなっています。

▲ホコリレスコーティングで、汚れも水に付けるとサッと落ちる(左半分がホコリレスコーティング済み)

▲ナノイーX、防汚・防カビコーティングで内部はいつでもキレイ。使用後の旧タイプ(右)と新タイプ(左)では汚れの度合いが全く違う

▲低温と中温のダブル温度熱交換器を搭載しており、1/fゆらぎで快適な風を届ける

なお、空気の「見える」化で、ホコリセンサーの検知結果はスマートフォンなどから常にチェックできるようになりました。日/週でグラフ化されるため、どれくらい空気が汚れているか、過去の時間も含めて一目でわかるのは嬉しいですね。

▲空気の質はスマートフォンなどで確認できる

■洗剤を自動投入してくれる「ななめドラム洗濯乾燥機」NA-VX9800

共働き家庭が増え、ドラム式洗濯乾燥機の構成比が高まっています。忙しい日々を送っている共働き家庭で魅力に感じるキーワードは「時短」。そこで、パナソニックは液体洗剤や柔軟剤を自動投入する「ななめドラム洗濯乾燥機」NA-VX9800を発表しました。市場想定価格は38万円(税別)。

自動投入機能を使うには、あらかじめ液体洗剤や柔軟剤を入れておきます。一度に入れられる液体洗剤は約870mL、柔軟剤は約580mLで、キャップのない詰め替えパウチタイプなどは基本的に入りきる設計となっています。もちろん手動でも可能です。

▲注射器のような構造のピストンポンプ。毎回最後には流路に残った洗剤を洗い流します

注射器のような構造のピストンポンプで、どんな洗剤でも安定して適量を投入できるとのこと。サラサラなものからハチミツのようにネバッとしたものまで銘柄によって粘度はバラバラですが、洗剤の吐出スピードなどを繰り返しテストし、対応できるようになりました。

洗濯物の量に合わせて洗剤や柔軟剤を自動でその都度投入してくれるので、毎回計測する必要はなく、手間がかからない点が魅力です。

▲こんなに洗剤や柔軟剤の種類があるんですね! すべてに対応できなければなりません

▲一番の問題は粘度がバラバラだということ

▲2011年にも自動投入式は販売されましたが、機構は大きく進化していました

最初は銘柄の設定をする必要があります。本体からもできますが、無料専用アプリ「スマホで洗濯」を使用することで、リストから簡単に銘柄を選ぶことができます。銘柄によってそれぞれ1回で使う適量が異なっていますが、その銘柄に合わせて正確に投入することができます。また、スマートフォンを使って外から運転・予約を行ったり、ステータスを管理したり、設定が簡単になりました。

▲たくさんある銘柄からスマートフォンを使えばすぐに設定できます

他にも、約1kgの衣類に付着した花粉を約1時間で抑制する「花粉ケアコース」や、遠隔運転・予約運転時に洗濯物を層に入れたままでもニオイを抑える「洗濯かごモード」など、便利な新機能も追加されています。

■3つのセンサーで正確に検知して隅々まで掃除できる新「RULO」

▲新「RULO」は3つのセンサーを組み合わせてより取りこぼしが少なくなりました

ロボット掃除機は、時間を有効活用できる掃除アイテムとして、今後も需要は拡大すると予想されています。

パナソニックの調査によると、ロボット掃除機は「ゴミやホコリの掃除全般で満足している」と評価されている一方、「部屋のすみ掃除」「壁際の掃除」など、細かい部分のゴミ取り性能に不満を持っているユーザーが多いという結果でした。

そこで、新モデルの「RULO」MC-RS800は、これまで搭載していた赤外線センサーと超音波センサーに加え、新たにレーザーセンサーを搭載しました。レーザーセンサーは、レーザーを水平ライン状に照射し、カメラで障害物の位置を検出できます。その結果、約2cmの障害物の位置まで検知できるようになりました。これで細い椅子の脚まわりにあるホコリもギリギリまで接近して掃除ができます。

▲細い脚まわりもしっかり位置を把握して、まわりをキレイにしています

カメラを搭載したことで、マッピングし、自身がどう動いているのかを認識できるようになりました。そのため、規則的なルート走行が可能になり、効率的に掃除ができるんです。また、ハウスダスト発見センサーでゴミの多いところは念入りに掃除するため、ゴミ捕集率は人の掃除よりも高い結果に。ダニの死骸やフンなどの微細ゴミまで検知できるため、人が掃除するよりも取りこぼしが少ないそうですよ。

無料専用アプリ「RULOナビ」を使えば、自動モード・エリア指定モード・徹底お掃除モード・お手軽モードから簡単に設定できます。また、お掃除記録を見ることができたり、お掃除スケジュールを設定できたり、スマートフォンで操作することでより使いやすくなりました。

特にお掃除記録(ゴミマップ)は “ちゃんと部屋中を掃除ができたか” を確認できます。ハウスダスト発見センサーとマッピング機能で、掃除した場所と吸ったゴミの量まで毎回掃除後にマップで確認できるようになりました。

▲犬のケージなどがある場所は「掃除しないエリア」として指定できます。エリア指定モードも直感的にできます

IoT技術を生かした製品でますます便利になる家電。ぜひとも家庭に導入してみたい製品ですね。

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(取材・文/石井和美)