4日前の20日にスペイン1部デビューを飾ったばかり。今季からヘタフェでプレーするMF柴崎岳は、31日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦、9月5日の同サウジアラビア戦に臨む日本代表に選出され、15年10月以来、約2年ぶりの代表復帰を果たした。

 代表を外れた2年間で柴崎を取り巻く環境も大きく変わった。16年には鹿島の10番を背負い、チームのJ1リーグ制覇に貢献。年末に出場したクラブW杯では決勝のレアル・マドリー戦で2得点を奪い、世界中に強烈なインパクトを残した。

 すると17年1月にスペイン2部のテネリフェに移籍。移籍直後こそ環境への順応に苦しんだが、終盤には攻撃の軸としてピッチ上で存在感を示し、プレーオフではチームの全得点に絡む1得点2アシストを記録した。チームは1部昇格を果たせなかったものの、“個人昇格”を勝ち取ってヘタフェに移籍すると背番号10を託され、開幕戦ではスターティングメンバーに名を連ねて、スペイン1部デビューを飾っている。

「岳の復帰は喜ばしいこと」と話したバヒド・ハリルホジッチ監督は、柴崎の動向を注視していたようで、「スペインに渡り、最初は順応に時間がかかっていたが、ここ最近の2試合をチェックして、非常に興味深いプレーをしていた」と好評価。そして、「さらに良いプレーができる選手だと思っている」と大きな期待を寄せた。

(取材・文 折戸岳彦)


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