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ニコンイメージングジャパンは8月24日、ニコンFXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ「D850」を発表した。9月8日の発売を予定しており、価格はオープン。ニコンダイレクトにおける販売価格は税込399,600円。

D850は、2014年7月に発売された「D810」の後継機種にあたる。35mmフルサイズに相当するニコンFXフォーマットの裏面照射型CMOSセンサーを搭載しており、その有効画素数は4,575万画素。光学ローパスフィルターレス仕様となっている。画像処理エンジンは「EXPEED 5」を搭載し、常用感度はISO64〜25600。ISO32相当までの減感とISO102400相当までの増感に対応する。また、「D5」と同様の153点AFシステムを採用している。

シャッター機構、ミラー機構とも新設計となり、約7コマ/秒の連写が可能。別売のマルチパワーバッテリーパック「MB-D18」を装着すれば、約9コマ/秒の高速連続撮影も行える。連続撮影枚数は、14ビットロスレス圧縮RAWで約51コマ、12ビットロスレス圧縮RAW (画像サイズ:L) で170コマまで。

4K/30pの動画撮影に対応するほか、フルHD解像度では最大5倍のスローモーション撮影も可能だ。インターバルタイマー撮影機能を強化しており、8,256×5,504のタイムラプス動画用素材(静止画)も取得できる。静止画ライブビュー時には、先幕/後幕ともに電子シャッターを使用するサイレント撮影も行える。

記録メディアは、XQDメモリーカード、SDXCメモリーカードを利用可能。背面のディスプレイは、約236万画素の3.2型チルト式タッチパネル。視野角は170度、視野率は約100%となっている。

通信機能はIEEE802.11b/g対応のWi-Fiと、Bluetooth 4.1に対応。バッテリーは「EN-EL15a」を使用する。撮影可能枚数は約1,840コマ(CIPA規格準拠)。本体サイズは約W146×D78.5×H124mm、重量は約1,005g(バッテリーおよびXQDメモリーカード含む、ボディーキャップ除く)。