当初、新型プリウスPHVはプリウスと同一ボディで開発が進められており、デザインもバンパーやランプの違いだけで差異化する計画でした。ところが途中で駆動用バッテリーを大容量化する大掛かりな設計変更があり、技術仕様がまとまるまでデザイン開発を休止したとのこと。

そして技術要件からリアオーバーハングの80mm延長が決まり、PHVに相応しい専用デザインにすることに決定。デザイン陣は、プリウスのデザインが確定した後にPHVに取り掛かることができたため、プリウスのマイナーチェンジの先取りではありませんが、新たな気持ちでスタートを切ることができたそうです。

新型プリウスPHVでは、延長したリアオーバーハングとバランスを取るために、フロントオーバーハングも25mm伸ばして伸びやかなプロポーションを実現しました。リアゲートのダブルバブルウィンドウもプリウスPHVの専用デザイン。もともとはプリウスの企画で空力効果も狙ったデザインでしたが、製造難度やコスト面で断念。そこでプリウスPHVだけに採用することで、オンリーワンの個性を発揮しています。

またフロントマスクも全くの新造形で、ヘッドライトには8連LEDを装備。これは燃料電池車ミライのユニットを採用しており、まさしくミライの血統を感じさせる先進的で精悍なデザインとなっています。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】

第550弾プリウスPHVのすべて(より深く知りたい方はこちらがオススメ)
http://3a.as-books.jp/books/info.php?no=NMS20170304

プリウスのマイナーチェンジを先取り!? 新型プリウスPHVの8連LEDヘッドライトは、ミライの血統を継承(http://clicccar.com/2017/08/24/503519/)