2年ぶり代表招集の柴崎、香川の代役候補に名乗り ハリル監督「ガクの復帰喜ばしい」

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主力の香川と清武が万全ではない状況で、柴崎と小林が代役候補として白羽の矢

 ヘタフェのMF柴崎岳が、今月31日に行われるロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア戦と9月5日のサウジアラビア戦に向けた日本代表メンバーに名を連ね、2年ぶりの代表復帰を果たした。

「ガクの復帰も喜ばしい」

 バヒド・ハリルホジッチ監督はメンバー発表の記者会見で、柴崎についてのプレゼンテーションに入ると、開口一番こう表現した。

 指揮官の言葉を借りれば、トップ下は「清武が怪我をして長い間いない状況、(香川)真司が怪我してしまっていたという状況、そのような心配があるポジション」。その候補として選ばれたのが、柴崎と「レギュラーで出続けているし、海外でのリズムに慣れていて、性格も強い。彼がプレーした場合でも、問題なくプレッシャーに順応できる。数少ない左利きでもある」と評された小林祐希(へーレンフェーン)だ。

スペインでの成長を見せる時がやってきた

 6月のシリア戦で左肩を脱臼した香川について、「今コンディションを取り戻しているところだ。まだ出場時間は長くないが、今回呼びました。彼の状態を直接見てどうするかを決めたい」と慎重な姿勢を示した指揮官。代役候補でもある柴崎について、次のように期待を寄せている。

「スペインに渡り、最初は順応に時間がかかったが、ここ最近の2試合をチェックして非常に興味深いプレーをしていた。さらに良いプレーができる選手だと思っている。そういう能力があるし、素晴らしい性格もある。だから彼の復帰は嬉しい」

 柴崎がサムライブルーのユニフォームを身にまとってピッチに立てば、2015年10月のイランとの国際親善試合以来となる。2015年にはアジアカップ、親善試合でゴールを挙げるなど主力に定着するかに見えたが、その後鹿島アントラーズでのポジション争いなどもあって、代表から遠ざかった経緯もある。その悔しさと、スペインでの成長の跡を見せる時がいよいよやってきた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images