消火活動で命を救われた豚だが…(画像は『LADbible 2017年8月23日付「Piglets Saved From Fire, Then Served As Sausages To Firefighters Who Rescued Them」』のスクリーンショット)

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不測にも火事を起こしてしまった者は、燃え盛る熱い炎に近づき果敢な消火・救出活動を行ってくれる消防士たちに心から感謝するものである。しばらく経ってから消防署にお礼の手紙や品が届くこともままあるのだろう。もしも農家であれば旬の収穫物も喜ばれるに違いないが、それが家畜農家だとしたら…!? ちょっとビミョーなお礼が届いた消防署の話題を『BBC』などが報じた。

「その節は本当にありがとうございました。大切な家畜を火事から救ってくださったことへの感謝の気持ちです。」

ずっしりと重い包みにこんな言葉を添えたのは、英ウィルトシャーのミルトン・リルボーンで畜産農家を営むレイチェル・リバーズさん。今年2月、牛舎の納屋に積まれていた60トンもの干草から火災が発生し、懸命な消火・救助活動により18頭の子豚と2頭の雌豚を救い出してくれた「ドーセット&ウィルトシャー消防本部(Dorset and Wiltshire Fire and Rescue Service)」ピュージー署の隊員に心から感謝している様子であった。

リバーズさんからのお礼の品はなんとソーセージであった。「皆さんに救って頂いた子豚たちは今こうして美味しいソーセージに生まれ変わりました」というのである。リバーズさんは『BBC』の取材に応じ、「まぁ、菜食主義者には嫌われてしまう品でしょうが…。彼らは残念ながらペットではない、いずれソーセージになる運命の豚たちなのです。あの時、隊員の皆さんにも『お礼はこの子たちのソーセージで』と約束してありましたからね」と語っている。

同じ生き物の命とはいえ家庭のペットや動物園の動物と異なり、家畜はいずれ屠殺されて人間の食べ物と化す。救出にあたった消防隊員も「畜産農家の大事な商品を火から守る」と認識していたのかもしれない。気持ちは複雑であろうが、彼らはそのソーセージを美味しそうにかぶりつくとFacebookを通じて「レイチェル・リバーズさん、ご馳走様でした」と感謝を述べている。さらに「週末のBBQを予定している市民の皆さん、リバーズさんのところで作られたソーセージはいかがですか。とても美味しいですよ」との宣伝まで添えられたようだ。

画像は『LADbible 2017年8月23日付「Piglets Saved From Fire, Then Served As Sausages To Firefighters Who Rescued Them」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)