アキュラとペンスキーが、新型プロトタイプ・レーシングカー「ARX-05」を初公開 来季よりIMSAに参戦!

【ギャラリー】Acura ARX-05 Daytona Prototype Reveal11


アキュラは、レーシング界のレジェンド、ロジャー・ペンスキー氏との新たなパートナーシップの一環として、「ARX-05」と呼ばれる注目のデイトナ・プロトタイプを初公開した。このレーシングカーは、ペブルビーチ・コンクール・デレガンス期間中の18日に開催されたヴィンテージカー・ショー、ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリングでデビューした。
アキュラとチーム・ペンスキーは2台のマシンを投入し、来年1月のロレックス・デイトナ24時間レースで幕を開ける来季のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦する。車名の"ARX"は「アキュラ・レーシング・エクスペリメンタル」の略で、その5代目を意味する。

搭載するエンジンは、アキュラのラインナップ全体で使用されているJ35系の6気筒エンジンをベースにした、3.5リッターのV型6気筒ツインターボ。ボディはアキュラ・グローバル・クリエイティブディレクターのデイブ・マレック氏が率いるチームがデザインしたもので、ヘッドライトをはじめアキュラのロードカーからヒントを得ている。シャシーは、フランスのレーシング・コンストラクターであるオレカが製作したプロトタイプ「オレカ 07」をベースにセットアップされている。



ホンダの米国モータースポーツ部門、ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)およびアキュラ・モータースポーツのアート・セイントシアー社長は「私たちはすでにテストを開始しており、状況は非常に順調です」と語っている。

アキュラは1991年より耐久レースに参戦しており、IMSAと旧アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)で活躍した。インディアナポリス 500マイル・レースで2回優勝しているファン・パブロ・モントーヤ選手とデーン・キャメロン選手が、2台のうちの1台に乗ることになるが、もう1台のマシンが投入されるチームについては後日発表される予定だ。アキュラはIMSAプロトタイプ部門で、日産、キャデラック、マツダ、オレカ、ダラーラ、ライリー/マルチマチックと競い合う。



今回のプロジェクトで、ペンスキーはスポーツカー・レースに復帰することになる。ロジャー・ペンスキー氏と彼のチームは、1966年に初開催されたデイトナ24時間レースにシボレー「コルベット」で出場し、その後も2000年代までALMSで活躍した。ペンスキー氏にとってレースに出ることは、自身が営むペンスキー・オートモーティブ・グループで販売しているアキュラのイメージアップを図る1つの手段であるようだ。「我々は、このブランドを次のレベルにまで引き上げたいのです」とペンスキー氏は語っている。

アキュラの副社長で、本部長も務めるジョン・イケダ氏は、「レースはブランドの中核をなすもので、私たちのパフォーマンスを実証する手段の1つなのです」と述べた。

クエイルの後、ARX-05はロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオンや、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスでは芝生の上でコンセプトカーとレーシングカー部門のエリアに展示された。

By Greg Migliore
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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