フレッシャーズ編集部

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国税庁の「平成27年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者数の平均年収は420万円となっています。この金額を基準として、私は平均より高い、または低いといったことを考えている人も多いでしょう。ただ、これは年齢関係なく、給与所得者全員の給与の平均。大学生や新社会人のみなさんは、いわゆる新卒1年目である「23歳」の平均年収が気になるところでしょう。そこで今回は、「23歳の平均年収」について調べてみました!

■平均給与の実態を知ろう!

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先ほどの平成27年分民間給与実態統計調査では、「年齢階層別の平均給与」についても調査が行われています。その結果によると、年齢階層が20-24歳の平均給与は男性が271万円、女性が233万円、男女平均が253万円となっています。

全年齢の平均年収は420万円ですので、それと比べるとかなり低い金額といえますね。やはり入社したてで経験が浅いと、給料もそこまで多くもらえないということでしょう。

また、全ての年齢階層の中で平均給与が一番高いのが、50-54歳の階層。男女平均年収は509万円でトップです。

■23歳の平均年収は?

20-24歳の男女平均給与は253万円ということですが、では新卒ほやほやの年齢である23歳だけに限定してみるとどうなのでしょうか? 民間給与実態統計調査では20-24歳の階層別でしか公開されていないので、次は厚生労働省の「平成28年賃金構造基本統計調査結果」を参考に、23歳の平均給与を計算してみます。

賃金構造基本統計調査結果では、高校卒、高専・短大卒、大学卒、大学院修士課程修了の4つの階層別の初任給のデータが公開されています。このうち、一般的に23歳を迎える年に当たる大学卒の初任給は20万3,400円となっています。この初任給を参考に、年収を計算してみます。

入社してから最初のお給料が支給されるタイミングは企業によって異なりますが、今回は「当月締め翌月払い」で5月から支給されると仮定して年収を計算します。また、年収は源泉徴収票に記載される1-12月で考えると8カ月分しかないため、5月から翌年の3月までの11カ月分で計算することにします。

●20万3,400円×11カ月=223万7,400円

ここに、夏季賞与0.5カ月分に当たる10万1,700円、年末賞与2カ月分の40万6,800円を足すと……、

223万7,400円+10万1,700円+40万6,800円=274万5,900円

となりました。20-24歳の男女平均給与が253万円ですので、それを上回る数字になりましたね。ただし、この金額はあくまで額面ですので、ここから税金や保険料などが引かれて支給されます。支給額は額面のおよそ8割ほどといわれていますので、支給額は約220万円ほどになります。年収220万円だと、少ないと感じてしまいますね。

23歳の平均年収をご紹介しました。厚生労働省の賃金構造基本統計調査結果を参考に23歳の平均年収を計算してみましたが、いかがだったでしょうか。もちろんこれはあくまでも平均ですので、企業によってはこれより高くなるかもしれませんし、低くなる可能性もあります。自分の年収を測る際の物差しとして参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:国税庁「平成27年分民間給与実態統計調査結果について」
https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2016/minkan/

参考:厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/16/01.html

(中田ボンベ@dcp)