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わずか16時間でパンクした買い取りアプリ「CASH」が帰ってきた。CASHを運営するBANKは8月24日、アプリの提供を再開した。8月24日時点ではiOS版のみで、Android版は準備中。

CASHとは、自分が持っている洋服や時計などのアイテムを査定し現金化できるアプリ。買い取りを希望するアイテムの写真を撮ってアプリ上に送ると査定がすぐに行われる。査定されたアイテムを送る前に現金を得られるのがポイントで、ユーザーは現金を先に得た後、査定されたアイテムを期間内に送る。現金化した後、買い取りをキャンセルする場合は返金の必要がある。

CASHは6月28日にサービスを開始したが、想定以上の利用があり、リリース後わずか16時間余りでサービスを停止した。その間に29,241のアプリダウンロードがあり、現金化されたアイテム数は72,796、総額は3億6,629万3,200円に及んだという。

再開と同時に、サービス内容のアップデートや改定も行われている。当初はアイテムを現金化した後、ユーザーがアイテムを送るか返金かのどちらかを選択する形だったが、返金を望んだユーザーはわずか2%だったことから、より買い取りに特化したスキームになっている。

6月のリリース時はアイテムを2カ月以内に送ればよかったが、送付期間を2週間に短縮。キャンセルの場合は、取引手数料として現金化した額の15%が上乗せされていたが、手数料が無料となる。また、買い取り額の上限をサービス全体で1日1,000万円までと明示。そのほか、評価制度も導入している。継続的に優良な取引をしているユーザーに対してはよい評価を付け、査定額を上げるとしている。