エルサレム旧市街からビザンチン時代のモザイクと碑文が出土

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[エルサレム 23日 ロイター] - エルサレムの旧市街で、通信ケーブルの敷設工事現場から、ギリシャ文字の碑文のあるモザイクの床が出土した。碑文によると、床は東ローマ帝国時代の起源550─551年、ユスティニアヌス帝在位期間中のものとみられる。遺跡と碑文が同時に出土するのは稀。

碑文には、ユスティニアヌスとともに、ユスティニアヌスがエルサレムに創設したネア教会の修道院長を務めたコンスタンティヌス司祭の名前も記載されている。

碑文には「最も敬虔なローマ皇帝フラビウス・ユスティニアヌスおよび最も6神に愛された司祭にして修道士のコンスタンティヌスが、インディクティオ(ローマの税額査定歴15年紀)の第14周期において、このモザイク床の上に建物を建設した」と書かれている。

ユスティニアヌスはビザンチン時代の最も重要な皇帝の1人で、543年にエルサレムにネア教会を建造。東ローマ帝国最大級かつ当時のエルサレムで最大のキリスト教会となった。

研究者らは、モザイク床の上にあった建物は巡礼者の宿泊施設とみている。モザイクは撤去され、専門家に託されたという。