覚醒した杉本健勇、待望の日本代表初選出 ハリル監督も“秘密兵器”として期待

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今季リーグ戦で得点ランク2位の14得点、指揮官も絶賛「非常に質が高い」

 セレッソ大阪FW杉本健勇が24日、今月31日に行われるワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア戦と9月5日のサウジアラビア戦に向けた日本代表メンバーに初選出された。

 今季J1得点ランキング2位と波に乗る万能型ストライカーに、バヒド・ハリルホジッチ監督もメンバー発表記者会見で「質が高く、体格もある珍しいタイプ」と大きな期待を寄せている。

 27人が選出されたメンバー発表で、唯一初選出となったのが、今季目覚ましい活躍を見せる杉本だった。

「開幕から2戦連続で点を取っている岡崎の状況は嬉しい。そして、杉本がいる。以前も話をしたが、2年間チェックしている選手で非常に質が高い。さらに体格もある珍しいタイプの選手だ。彼自身も進化している。ポジションも真ん中(センターフォワード)になった。問題は全くない状況だが、2年前からずっと追跡して非常に良いプレーを見せている。少し波はあったが、こういうふうに呼べるのは嬉しい」

 ハリルホジッチ監督は記者会見で、岡崎慎司の名前を挙げた直後に杉本についてこう語っている。

重要な局面で白羽の矢「良い選手になれる」

 今回の代表選考では、杉本と鹿島アントラーズのFW金崎夢生で悩んでいたとされる指揮官だが、身長187センチ、体重79キロというサイズに加え、スピード、技術も兼ね備えた万能型ストライカーに、最終予選の重要な局面で白羽の矢を立てた格好だ。

 2010年のデビューからJ1で二桁得点を挙げたシーズンはなかったが、今季は第23節終了時点ですでに14ゴールをマーク。得点ランキングで興梠慎三(浦和レッズ)に次ぐ2位につけ、センターフォワードとして殻を破った感がある。

 スペイン2部テネリフェへの移籍の噂も浮上している杉本について、ハリルホジッチ監督は「サッカーの高い質、テクニックも持っている選手だと信じている。彼は意欲的にこれからもトレーニングをすれば良い選手になれる」と期待を込めて語った。

 最終予選ラスト2試合で、杉本はハリルジャパンの“秘密兵器”になれるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images