値下げについて述べた、デピュティ・マーケティングマネジャーのアンナ・オーリン

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 イケア・ジャパンが8月24日、約600点以上の商品の値下げを発表した。改定価格は本日から適用されている。
 主な対象商品は、日本で人気が高いシーヴィク(KIVIK)の2人掛けソファ(3万9,990円→2万9,990円)、ストゥヴァ(STUVA)のロフトベッドフルーム(5万9,990円→4万9,990円)、オフタスト(OFTAST)のボウルやプレート、サイドプレート(いずれも89円→69円)など。同社のヘレン・フォン・ライス社長は「良い製品を提供する上で低価格は大事なことと思っている」と述べ、製造コストなどを削減しながら低価格化の実現に最大の投資を行ったという。低価格志向が高まるなか、ヘレン社長は日本の景気は少し回復しているという認識を示し、「我々ができることで日本の経済に貢献したいと思っている。(今回の価格改定で)消費をしてもいいんだ、という安心感を持ってもらいたい」と話している。
 年間では総計800点以上の値下げを予定。値下げ率は平均22%と高い水準となっている。