日光浴や運動、ストレス発散を一度に行える散歩、実はあまり実践している人はいません。散歩をしない人には、「どこをどう歩けば良いのかわからない」「ただ歩くなんて、意味がわからない」という人が多くいるのです。そこで、おすすめの散歩のやり方についてご紹介します。散歩を通して心も身体もリフレッシュしてみましょう。

慣れない間は目的地を決めて散歩をする

散歩をよくする人だと、特にあてもなくブラブラと歩き回ることができます。ですが散歩に慣れていない人は、まずは目的地を決めてから出かけてみましょう。おすすめなのは近所にある公園やコンビニ、駅やバス停などですね。銅像や歴史的建造物のような目立つ場所があるのならそこでも構いません。目的地への距離は、ゴミ出しのような近場ではなくて10〜15分くらい歩く必要がありそうな場所にしておきましょう。

歩きながら何かを見つけるのが目標

何も考えずぼーっと歩くだけでも良いですが、どうせ散歩に出るのなら何かを見つけてみましょう。例えば道端にある看板や、通りかかる自販機の品ぞろえ、公園や民家に植えられている草花の種類など…。何か一つでも「ここにこんなものがあったのか」という気づきがあれば、達成感を味わうことができますよ。散歩を通して気持ちが明るくなり、ポジティブになることができます。特に植物や空模様などに注目しながら歩いていると、季節感を肌で感じることができますね。

音楽を聞きながら、写真を撮りながらの散歩

散歩をしない人の中には「ただ歩くだけ」ということに抵抗感を覚える人もいます。そんな人は、音楽を聴いたり写真を撮ったりしながらの散歩がおすすめです。音楽を聴く場合は、「何曲分歩こう」いって曲数を散歩の目印にしたり、曲のテンポに歩調を合わせたりすると散歩がより楽しくなりますよ。写真を撮る場合は、ちょっと気になる風景があれば立ち止まって写真を撮ってみましょう。毎日違う風景を撮るのも良いですし、同じ場所の風景を撮り続けて時間や季節による景観の違いを観察するのも楽しいですね。「音楽を聴くため」「写真を撮るため」といったように散歩に意味を持たせるだけで、散歩に深みが増すのです。ただし歩きスマホには要注意ですよ。

散歩は現代人にこそ必要な存在

散歩をすることで、体力をつけて健康な身体を保つことができます。また、日光浴をすることでビタミンDの生成を促すこともできます。散歩は達成感を得るのにも有効的な手段ですから、うつの予防やストレス発散といった効果もあります。ぜひ心身のケアに散歩を取り入れてみてくださいね。


writer:さじや