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小池都知事の立ち位置が石原慎太郎元都知事よりも極端なものであることが分かりました。

東京都の小池百合子知事が、都立横網町公園で9月1日に営まれる関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を断ったことが東京新聞の取材で分かりました。
例年は市民団体で構成する主催者の実行委員会が要請して歴代知事は応じてきており、小池都知事も昨年は送付していましたが方針転換が行われた模様です。
主催者によると明確に確認が取れるのは2006年以降で、石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一、小池百合子の書く知事が送付してきました。
今回の送付拒絶は2016年3月の都議会一般質問で、自民党の古賀俊昭議員が碑文にある六千余名という数を「根拠が希薄」とした上で、追悼式の案内状にも「六千余名、虐殺の文言がある」と指摘し「知事が歴史をゆがめる行為に加担することになりかねず、追悼の辞の発信を再考すべきだ」と求め、小池知事が「追悼文は毎年、慣例的に送付してきた。今後については私自身がよく目を通した上で適切に判断する」と答弁したことが「方針を見直すきっかけのひとつになった」と都側が認めています。
なお、断った直接の理由として都建設局公園緑地部は、東京新聞の取材に対して取材に対して都慰霊協会主催の大法要が関東大震災の9月1日と東京大空襲の3月10日に開催されることを挙げて「知事はそこに出席し、亡くなった人すべてに哀悼の意を表しているため」とし「今後、他の団体から要請があっても出さない」と説明しています。
なお、上記の質問をした古賀俊昭議員は「日本会議地方議員連盟」の発起人のひとりであり、養護学校での性教育について極めて粗暴な「視察」を行って問題となった七生養護学校事件の当事者でもあります。この事件については荻上チキ氏のブログにも詳細がまとめられています。
加えて古賀議員は2009年8月16日に開催された、差別主義団体の在特会が主催したイベント『慰安婦フェスティバル2009 in 三鷹』でも来賓挨拶を行っています。

また、当人の公式サイトの横顔・略歴にある
東京都平和祈念館の反日偏向展示計画阻止、教育・教科書採択正常化、過激派性教育・ジェンダーフリー是正、石原知事の靖国神社参拝実現、野放しであった勤務時間中の組合活動を是正する「ながら条例」の改正、東京湾ゴミの島に「平成鎮守の森」創成、拉致問題解決などの運動の先頭に立つ。
という記述を見ると大体の人となりが分かるのではないでしょうか?あの石原都知事ですら送っていた追悼文がこうした経緯で送られなくなったことは都民の小池都知事へのイメージを大きく変えることにもなりそうです。
東京新聞:関東大震災の朝鮮人虐殺 小池都知事が追悼文断る:社会(TOKYO Web)

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