オフィスのコーヒーメーカーに洗剤を混入した女(画像は『El Diario de Ciudad Victoria 2017年8月22日付「Envenenaba a su jefe y compañeros sin que se dieran cuenta」』のスクリーンショット)

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勤め先、上司、同僚へのただならぬ嫌悪感を募らせていた女が、もはや嫌がらせを超え健康に害をおよぼす危険な手段に出ていたとして昨年10月に逮捕されていた。その裁判がやっと結審したことを米バージニア州から『ワシントン・ポスト』『loudoun.gov』ほかが伝えている。

異物混入事件が起きたのはラウドン郡にある「JAS Forwarding Worldwide/バージニア州スターリング支部」のオフィス。昨年1月から胃腸など体調不良を訴える者が徐々に増えていたが、原因が突き止められたのはその9か月ほど後となる昨年10月のことであった。きっかけはコーヒーを飲んだ同僚男性が直後に吐き気と胃痛に見舞われ、嘔吐したこと。「誰かがコーヒーメーカーに何かイタズラしたのでは」と訴えたため、上司が休憩室の防犯カメラの映像を確認したという。

そこに映っていたのは、休憩室にあるコーヒーメーカーの水タンクや個人のカップに「Windex」という窓ガラス用スプレーの洗浄液を注ぎ入れる女の姿であった。上司はこのオフィスに勤務していたメイダ・エディス・リヴェラ・ファレスという33歳の女について警察に通報し、すぐに解雇。リヴェラ・ファレスはラウドン郡保安官事務所の事情聴取に「仕事にうんざりしていた。上司や同僚が病気にでもなればと洗剤類の混入を思いついた」と犯行を認めた。さらに「Ajax」という食器用洗剤を注ぎ入れたこともあると話したことから、ラウドン郡連邦検事は危害、あるいは殺害を目的とした毒物混入に等しいと判断。リヴェラ・ファレスの起訴を決めた。

このほどその裁判がラウドン郡巡回裁判所にて行われ、今年2月に有罪答弁を済ませていたリヴェラ・ファレス被告に対しジャネット・A・アービー判事は3年6か月の服役を命じ、身柄をバージニア州矯正局へと送った。また刑期を終え出所しても3年間は保護観察下におかれるであろうと言い渡している。

画像は『El Diario de Ciudad Victoria 2017年8月22日付「Envenenaba a su jefe y compañeros sin que se dieran cuenta」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)