ドキュメンタリー映画「二十二」の興行収入が上映以来、引き続き上昇を続けており、すでに数多くのドキュメンタリー映画の記録を塗り替え、19日時点の興行収入は1億元を突破した。

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ドキュメンタリー映画「二十二」の興行収入が上映以来、引き続き上昇を続けており、すでに数多くのドキュメンタリー映画の記録を塗り替え、19日時点の興行収入は1億元(約16億4000万円)を突破した。北京ではこのほど、映画「二十二」を支持した各業界の人々に感謝の意を表すため、映画作成会社が感謝祭を開いた。中国の郭柯監督(グォ・クー)の他、韓国の「慰安婦」を題材とした映画「鬼郷」の趙正莱監督とプロデューサーの虜泳完氏、中国「慰安婦」問題研究専門家の蘇智良氏、中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館副館長の陳俊峰氏及び、中国の女優で映画のスポンサー・張■芸(チャン・シンイー、■は音へんに欠)が出席した。北京日報が伝えた。

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同作のスポンサーとして、女優の張■芸は映画の上映にとても関心を抱き、映画の宣伝にも多くの援助を行った。同作の上映当初、彼女が馮小剛監督(フォン・シャオガン)宛に書いた映画宣伝依頼の手紙が公開され、この特殊な題材の映画がたちまち中国全土の人々に注目されるようになった。張■芸は、「今後、チャンスがあれば、自分も慰安婦をテーマとした映画に出演し、被害者たちのために声を上げたい」と話している。

郭柯監督は、「同映画がこのような興行収入を得ることができたのは、私の撮り方がよかったわけではなく、映画に出演している老人たちのカによるものだ」と話した。郭柯監督は撮影中、自分の祖母に接するように彼女たちに接していくことで信頼関係を築きあげていった。このような撮影手法は、韓国の趙正莱監督からも称賛された。趙監督は、「韓国から中国に連れられ慰安婦になり、その後名前を「毛銀梅」に改名した老人が登場するシーンを見た時、涙をこぼした」と話した。毛銀梅さんがすでに亡くなった事を知った趙正莱監督は、彼女が生活していた湖北省孝感市をわざわざ訪れ冥福を祈ったのだという。

映画上映前、郭柯監督は、全収益を寄付することを公言。この点については感謝祭の会場でも再度触れ、「どれだけ収益が出たとしても、寄付する考えは変わらない。もともと、多くて10数万元から20万元(約330万円)程度の興行収入だろうと思い、そうしたら、直接老人たちに寄付しようと考えていた。ところが現在、7、8桁の数字(1億元以上)となってしまったため、様々な手続きが必要となった。しかしはっきりしている点はいくら時間がかかってもこれらの収益は必ず老人たちの手に渡るように手配するということだ」と話した。(提供/人民網日本語版・編集TK)