学生の窓口編集部

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こんにちは! 都内を中心にさまざまな学食を巡っている早稲田大学学食研究会です。
突然お聞きしますが、みなさんが持っている「学食」のイメージはどんなものですか? 可もなく不可もなくといった味、無機質な机・椅子、便利だけど、オシャレとは程遠い存在……などといったイメージをする人が多いのではないでしょうか。

しかし、近年の学食では、みなさんの「学食とはこういうものだ」というイメージにそぐわない変革が起きています。例えば東京大学駒場キャンパスにはフレンチ専門の学食があります。同大学の柏の葉キャンパスには寿司もありますし、神田外語大学はアジアン料理、國學院大學渋谷キャンパスはうどん専門など、各分野に特化した学食が登場し、昔のイメージとは程遠い存在の学食が学食界を席巻しています。従来の“学食“という固定概念が崩壊しはじめていると言えるでしょう。

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そして今回紹介する武蔵野大学ロハスカフェも、そんな昔ながらの「学食」のイメージをいい意味で壊してくれる存在です。本格的なイタリアンが揃うメニューや、隠れ家カフェのような内観など、オシャレさに関しては学食界トップクラスといっても過言ではないでしょう。そんな武蔵野大学ロハスカフェ、一体どのような学食なのでしょうか。その魅力を探っていきましょう!

キャンパス&学食の外観

武蔵野大学有明キャンパスは、りんかい線国際展示場駅から徒歩7分の場所に位置しています。渋谷・新宿から約30分と都心からのアクセスも抜群です。

さて、今回お目当ての学食『ロハスカフェ』は有明キャンパス内3号館2階にあります。



学食の内観

一歩足を踏み入れると、そこが学食だなんて信じられないような光景が広がっています。机には温かみを感じる木材が多く使われており、例えるならツリーハウスのよう。まるで大自然の中にいるような感覚にさせてくれます。そして店内の真ん中には「ロハスの木」が鎮座しています。これは武蔵野大学環境学部の学生が『人が自然を守る』をコンセプトに、間伐材の普及を目指すNPO団体「山のめぐみ」からいただいた間伐材から制作したもので、大きな存在感を放っています。

ナチュラルな内装や、オーガニック野菜を使用したメニューなど、ロハスカフェには『自然との共生』という言葉がとてもよく似合います。実はこのカフェは「ソトコト」という雑誌を発行している出版社(木楽舎)によって運営されており、雑誌のコンセプトである“健康で持続可能な生活様式"に沿ったカフェ運営がなされているのです。ちなみにロハスカフェという名前自体も、「Lifestyles of health and sustainability」の頭文字である「LOHAS」が由来となっています。

メニューについて

ロハスカフェでは「身体にやさしいイタリアン」をテーマに有機豆乳や玄米、オーガニック野菜などを使用し、健康を意識したメニューを多数展開しています。

基本的にライスプレートメニューは8種、パスタメニューは7種常時提供されています。これらはたくさんあったメニューのなかから人気メニューを厳選していった結果、残ったものだそう。つまり、どれも学生の支持を得たおいしい料理の数々だということです!

ロハスカフェではデザートメニューも数多く展開しています。ヘルシータルトに、濃厚なチーズが層をなすニューヨークチーズケーキパイ、バター不使用のオーガニックチョコブラウニー、豆乳を使用した豆乳クレームブリュレなどがレギュラーメニューとして提供されています。学食では非常にめずらしいパンケーキも、豆乳玄米パンケーキという名称で提供。学生から絶大な人気を得ています。

また、店内では炭酸水を無料で飲むことができます。健康を意識したすばらしいサービスですね。

武蔵野大学「ロハスカフェ」のおすすめメニュー第1位『オムハヤシ(800円)』

オムライスを提供している学食はいくつかありますが、我が学食研究会内では学食界のレジェンドである東洋大学の学食のオムライスが最高レベルと言われています。しかし、ロハスカフェのオムライスはその東洋大学に匹敵、もしくは凌駕するクオリティです!

ご覧ください、この断面を。玄米がこんもりと盛られ、Mt. FujiならぬMt.玄米のようになっています。その上にはチーズ、たまご、さらにハヤシソースがかかっています。オムハヤシの「オム」部分に当たるたまごにはふっくらと厚みがあり、ライスのボリュームと相まって食べごたえ抜群!

上からたっぷりとかけられているハヤシソースはコクのある味わいで、オムライスと合わないわけがない! ぜひ食べていただきたい逸品です!

武蔵野大学「ロハスカフェ」のおすすめメニュー第2位『タコライス(750円)』

ロハスカフェでは『手作り無添加』にこだわっています。それが如実に現れているのが、このタコライスです。タコライスって「どこで食べても同じ味付け」だと思っている方は多いのではないでしょうか。その理由は、大抵のお店では味付けに市販のチャンキーサルサソースを使用しているためです。しかし、ここロハスカフェのタコライスはサルサソースを一から手作りするという徹底ぶり。市販のものよりチーズ風味の強いクリーミーな味わいとなっており、野菜・ミートソース・雑穀ご飯のどれとも相性抜群です。さらに、店長さんのこだわりで健康にいいとされるビネガーを多く使用しているので、全体としては酸味を多く感じる味付けです。ミートソースの酸味も合わさり、酸っぱいもの好きな方にはたまらないタコライスとなっています。

また、野菜が多く使用されており、ひとすくいしただけで彩り豊かな具材がスプーンの中でひきしめ合います。

味・値段・彩り・量すべてにおいて満足させてくれるロハスカフェのタコライス。ビネガーが効いた味わいは、特に夏バテで食欲がない……という方におすすめです!

■武蔵野大学「ロハスカフェ」のおすすめメニュー第3位『とろけるチーズのトマトソース(900円)』

バジルが散りばめられ、鮮やかなトマトソースが食欲をそそる彩り抜群なこのパスタ! なんと使用されているバジルの10%は自家製というから驚きです。自家製と言えば、トマトソースも一から手作りだそう! 酸味は控えめで挽き肉の味が強めのソースとなっています。そんなトマトソースの上にかけられているのはたっぷりのとろとろチーズ。このチーズが全体をクリーミーな味わいにまとめています。

一口食べた瞬間に気づくのは、もっちもちの麺のおいしさ。このパスタには生麺が使用されており、そこらの乾麺パスタとは全く違います! トマトソースと非常によく絡み、まさに結婚して50年連れ添った夫婦のような相性のよさです。そして一番上にのせられているバジルはただ見栄えをよくするだけなく、味を締めるよいアクセントとなっています。全体的に完成度の高いパスタで、人気メニューであることが頷けます!

武蔵野大学「ロハスカフェ」のおすすめメニュー番外編『豆乳クレームブリュレ(400円)』

充実しているデザートメニューの中の1つである豆乳クレームブリュレ。甘さは控えめで一口食べると、口の中一杯に豆乳の風味が広がります。ブリュレされているので上はパリッパリです。女子ウケ間違いなし!

総合評価

おいしさ:★★★★★
メニューの豊富さ:★★★★☆
オリジナリティ:★★★★★
おしゃれさ:★★★★★
コスパの良さ:★★☆☆☆
ボリューム:★★★★★

早稲田大学学食研究会では年二回学食ランキングを作成、発表しているのですが、その中でロハスカフェは毎回必ずTOP10にランクインしています。しかし、この高評価にも関わらず店長さんは「もっとランクが低くてもいい(笑)」とのこと。さらに「他の場所への店舗出店の誘いはあるが、現時点では広げる予定はない」「日々遊んでいるような感覚です(笑)」と語ってくれました。そんな欲を感じさせない店長さんのこだわりが詰まった武蔵野大学ロハスカフェは、学食界隈でもひときわ際立つオリジナリティ豊かな学食。みなさんが学食に持っていた「可もなく不可もなくといった味、無機質な机と椅子、オシャレとは程遠い存在」というイメージが、見事に覆されたのではないでしょうか。そういった意味では武蔵野大学ロハスカフェは、学食界に革命を起こした存在と言えるかもしれませんね。

文・写真:早稲田大学公認サークル 学食研究会
1999年創立の日本最古の学食研究サークル。男女問わずインカレで現在約60名のメンバーが在籍し、都内を中心にさまざまな大学の学食を巡っています。