チェース・アットリー【写真:Getty Images】

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ド軍38歳二塁手アットリーが完全ペースのヒルを超美技で援護も、試合の結末はまさか…

 米大リーグで“完全試合”を援護するスーパーマン級のダイビングキャッチが飛び出し、脚光を浴びている。男気たっぷりの超ファインプレーをMLBの公式動画サイト「Cut4」が公式ツイッターで動画付きで紹介し、ファンから「これ以上ないな」「偉大な奮闘だ」と絶賛の声が上がっている。

 歴史的な偉業は途絶えた。そう思った瞬間、スーパープレーを演じたのは、ドジャースの二塁手、チェース・アットリー内野手だ。

 0-0で迎えた8回の守備。ドジャースの37歳にベテラン左腕ヒルは一人の走者も出さず、完全ペースの快投を演じていた。イニングを進むごとに快挙に高まる緊張感。そして、迎えた先頭の4番・右打者ベルが痛烈なライナーをはじき返した。一二塁間への痛烈な打球。初安打かと思いきや、アットリーが魅せた。

 深めに守っていた大ベテランの38歳は素早く打球に反応すると、自らの身長と同じくらいの高さはありそうなライナーに飛びついた。左手のグラブの先端でなんとか捕球すると、体は完全に一直線となり、あたかもスーパーマンのような態勢に。そして、ボールを離すことなく、芝生に滑り込んだ。

実況、観客大興奮、ヒルはガッツポーズ…しかし、アットリーの奮闘は快挙に結実せず

 快挙を期待していた実況も観客も、これには大興奮。ほかならぬマウンド上のヒルも振り返った視線の先で繰り広げられた超ファインプレーに思わず口を開け、ガッツポーズを繰り出していた。

 今年39歳を迎える年齢を感じさせない美技。試合中に「Cut4」が「これぞ、パーフェクト」と動画付きで速報すると、ファンも「これ以上ないな」「偉大な奮闘だ」と早くも感嘆の声が上がっていた。

 しかし、試合はまさかの結末が待っていた。

 打線の援護がなく、0-0で迎えた9回にサードの失策で完全試合が途絶えると、ヒルは延長10回にこの日初安打となるサヨナラ弾を浴び、完全試合は幻に。ベテランをアシストした大ベテランのビッグプレーだったが、アットリーの奮闘は惜しくも歴史的な快挙には結実しなかった。