23日、新浪網は「中国人技能実習生が日本で迫害されている。人間性をゆがめる制度は廃止すべきだ」と題する記事を掲載した。資料写真。

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2017年8月23日、新浪網は「中国人技能実習生が日本で迫害されている。人間性をゆがめる制度は廃止すべきだ」と題する記事を掲載した。

21日午後8時ごろ、静岡県富士市の中国人実習生の宿舎で、1組の男女が血まみれになって倒れていた。女性はすでに死亡しており、男性は意識不明の状態で病院へ運ばれた。二人は友人関係で、ともに首などに刃物で切られた傷があった。外部から何者かが侵入した形跡はなく、警察が調べている。

日本には外国人技能実習生が16年末時点で約23万人滞在している。前年比18.7%増で、在留外国人全体の約1割を占める。研修生の多くは農業や漁業などの中でもいわゆる「3K」(汚い、危険、苦しい)職場で働かされるケースが多く、人権侵害ではないかとの声が上がっている。

賃金未払いが多く報告され、パスポートを取り上げられ、長時間労働を強いられたり、セクハラや人種差別をされる場合もある。米国務省は07年に発表した報告書で、日本の技能実習制度が「奴隷的な強制労働だ」と指摘している。研修生の失踪も後を絶たない。

なぜこれほど問題が指摘されているのに、中国人は日本で実習生になるのか。記事は「生活のため以外にないだろう」としている。(翻訳・編集/大宮)