米ラスベガスのMGMグランドホテルアンドカジノ内にあるKAシアターで記者会見に臨むボクシングのフロイド・メイウェザー・ジュニア(左)とUFCのコナー・マクレガー(2017年8月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」のスター、コナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)とボクシングの元世界王者フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)が23日、米ラスベガス(Las Vegas)で行われる26日の対戦を前に記者会見に臨んだ。

 世界中を駆け回った先月のPRツアーで展開された激しいトラッシュトークとは対照的に、MGMグランドホテル&カジノ(MGM Grand Hotel Casino)にあるKAシアター(KA Theatre)で開かれたこの日の会見では、互いに敬意をもって口を開いた。

 先月のPR活動では、同性愛嫌悪の暴言などを飛ばしていたメイウェザーだったが、この日は相手をののしる場面は一度もなく、圧倒的不利と目されているマクレガーも、自身のKO負けを予想するやじを一蹴するにとどめた。

 初めて拳を交わすプロボクサーが元ウエルター級無敗王者のメイウェザーとなる29歳のマクレガーだが、今回の一戦のために2年の引退生活から現役復帰した相手を倒し、世界中の格闘技界を驚かせる自信はあるとしている。

 UFCで2階級制覇を達成したマクレガーは「これまで多くの派手な記者会見をこなしてきたが、今回のははるかに落ち着いているというか、ビジネス的で気に入っている」とした上で、「3分12ラウンド、ノンストップのペースを想定してきた。準備は万端だ。プレッシャーをかけて、この老いぼれをボコボコにしてやる。絶対だ」と語った。

「相手は2ラウンドも持たない。1ラウンド以内に決着をつけられると思っている」

「ガードが上がっていようが、下がっていようが、そんなことは関係ない。俺の前にいるやつは誰であれ、ぶちのめすだけだ」

■「ファイターとして死ぬ」

 一方、今回の一戦に勝利すれば戦績を50戦全勝に伸ばすことになるメイウェザーは、終始落ち着いた様子で、マクレガーを怒鳴りつけていた自身の陣営メンバーを冷静に収める場面もあった。

 先月の過激な暴言とは対照的に、この日のメイウェザーはマクレガーについて「やばいファイター。真摯(しんし)な男であり、タフな対戦相手だ。簡単な試合にはならないだろう」と称賛。

「彼はその道で1番、俺もこの道で1番。とにかく2人のファイターがリングに上がって、互いの技術を披露するということだけだ」

 それでもマクレガーに対して警告の言葉も忘れなかったメイウェザーは、「21年間打たれてきたが、それでも俺は今ここにいる」とすると、「もし打つなら、打たれる覚悟もしなくてはいけない」と続けた。

「ボクシングでできることは何から何までやってきた。俺はファイターとして生まれ、ファイターとして死ぬ。相手は自分のベストを出してくると思う。だがな、コナー。そう簡単にはいかない」
【翻訳編集】AFPBB News