アニメの聖地池袋に上京した、オシャレな二次元ルームで生活する女性を取材してみた

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アニメイベントに通うべく富山から上京したmiさん。
彼女が東京オタクライフの舞台に1Kを選んだ納得の理由とは?

アニメライフを夢見て上京! 念願の聖地・池袋で暮らす

池袋駅から徒歩10分ほどの住宅街に暮らすmiさん。平日はWEBデザイナーとして働き、帰宅後は夜な夜な同人誌の原稿執筆に励む。週末には池袋へ出掛けて友人と大好きなキャラクターについて語り合う。そんな実した二次元ライフを満喫中だ。
 
miさんが夢中になっているのが、『うたの☆プリンスさまっ♪』の一ノ瀬トキヤ。ファンになってかれこれ6年が経つ。

「アニメを好きになったのは高校時代。卒業後の進路を考えた時、『イベントにも行きたいし、グッズもたくさん集めたいし、やっぱり東京に行かなきゃ!』と思って、地元の富山から上京しました」
 
最初に住んだのは多摩川の近く。そこから週末になると池袋へ通っていたそう。だが都内とはいえ、池袋までは電車で1時間以上。通う頻度を考えれば、電車賃や時間がもったいない。「だったら、イベントに行きやすい池袋の近くで部屋を探そう」と決意した。

物件探しの条件は・・・・・・

池袋に歩いて行けることと、1Kであることの2点。池袋の近くという理由はわかるが、1Kの理由は・・・・・・?

「イベントの費用を貯めるために自炊しているのですが、ワンルームだと調理中のにおいがグッズに付いちゃうじゃないですか。だから部屋とキッチンが別の1Kがマスト条件でした」との回答。なるほど。マンガ・アニメ好きの部屋選びの条件としてはたしかに重視すべき点かもしれない。

晴れて希望物件を見つけたmiさん。玄関を入ると、すぐ目に飛び込んでくるのがトキヤのグッズ。
「仕事から帰ってきたらトキヤに出迎えてほしいと思って。毎日癒やされます。この部屋があるから日々楽しく過ごせるんです」

ベンチや花といった小物のほとんどは100均で手に入るものだそうだ

好きなアニメグッズが毎日の癒やし

奥の部屋へ行くと、ベッドの前には『うた☆プリ』のクッションがずらり。イケメンキャラクターたちがにっこりと微笑んでいる。
「これは鑑賞用です(笑)。たまに、トキヤのクッションを抱きしめて眠ることもあるんですけど、不思議とよく眠れるんですよね〜」
 
部屋のあちこちにマンガやグッズが置かれているが、そんな中でも別格のオーラを放っているのが、トキヤのフィギュアやグッズを集めたコーナー。

彼のイメージカラーの紫色でコーディネートし、アクセサリーやマニキュアを一緒に飾って、世界観をつくっている。
「ここはトキヤ専用コーナーです。雑貨もトキヤの雰囲気をイメージして集めました。いつも眺めていたいから、座った時に自然と目に入る場所に飾っています」
 
トキヤにぞっこんなmiさん。結婚しても彼への想いは変わらないのだろうか?
「もちろん! 好きでい続けますし、イベントにも必ず行きます!」

同人誌が並ぶ棚の横にはオシャレな服がずらり


「ファッションも大好きなので、手を抜きたくないんです」とmiさん。トキヤグッズと洋服がどち
らもオシャレにディスプレイされているので、同じ空間の中で二次元が違和感なく溶け込んでいる。

洋服置き場を眺めていると、トレンドのワンピースの間に、異彩を放つ紫のドレスが数着混ざっていた。これは一体……?

「『うた☆プリ』のライブに行く時の正装用です。紫のドレスにボレロを羽織り、髪をセットして、気合いを入れて出掛けるんです」
 
あふれんばかりのキャラクターの愛情と女の子らしさとが共存する空間。トキヤへの想いと部屋のこだわりを熱く語ってくれたあと、miさんは「これからイベントがあるので」と言い残し、池袋の街へ颯爽と出掛けていった。

文=村上佳代
写真=古本麻由末

※「CHINTAI2017年5月2・18日号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています。
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