中国のポータルサイト・網易は21日、「中国の子どもはなぜ日韓の子どもに比べて気品が足りないのか」と題したコラムを掲載した。写真は中国の小学生。

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中国のポータルサイト・網易は21日、「中国の子どもはなぜ日韓の子どもに比べて気品が足りないのか」と題したコラムを掲載した。

米国に留学していた2001年当時、中国本土の学生で身なりに注意を払う人は少なく、日本や韓国などの留学生に見た目で見劣りしていた印象だった。当時は「中国本土の学生は勉強に没頭し、それ以外の時間はアルバイトに時間を費やすため自分を磨く暇がない」と考えていたが、十数年過ぎて再び米国に行った際、当時と大差ない現状を目にした。中国人留学生が日韓の学生に気品で劣っていると感じたのは服装といった身なりが原因だと最初のころは考えていたが、最近では意識の問題もあると感じている。

例えば就職活動の面接の際、多くの場合第一印象が非常に重要な要素となる。私の女性の同僚はこんなことを語っている。彼女は幼いころスカーフが大好きで、ある時母親のスカーフを頭に巻いて楽しんでいた。ところが両親に「ませすぎ」とこっぴどく怒られ、それ以来化粧をすることもなく、服を買う際も華やかなものは避けてきたという。

今の親は子どもの教育を非常に重視している。小さい頃から学校の勉強のほか習い事をさせる親も少なくない。定番の習い事であるピアノやダンスなどは気品を高める手段ともなるのだが、中国の親の多くは気品ではなく勉強の助けになる目的で習い事をさせ、中にはひけらかしのための道具として利用する親もいる。これでは子どもに余計な負担をかけるだけで、気品を養うことはできない。

学校の制服からは教育関係者の外見に対する無頓着さが見て取れる。中国の一般的なジャージスタイルの制服だと子どもはだらしない印象を持たれてしまい、わざわざ色も見た目も悪い制服を選んでいると勘違いするほどにダサい。

20世紀初めの写真を見ると、教育者や芸術家など多くの中国人から気品を感じ取ることができる。気品は子どもの未来に大きな影響を与える。勉強も大事だが、中国の教育者や親に気品を養う重要性を認識してほしい。(翻訳・編集/内山)