リビアの首都トリポリで記者会見するアリ・ゼイダン首相(当時、2014年3月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】リビアの首都トリポリ(Tripoli)で武装集団に拉致され、9日間にわたって消息不明となっていたアリ・ゼイダン(Ali Zeidan)元首相(67)が解放されたことが分かった。家族と友人が23日、明らかにした。

 ゼイダン氏の親友のカラム・ハリド(Karam Khaled)氏は「ゼイダン氏は22日夜に解放された。彼は健康そのものだ」と述べた。23日にリビアを離れることになっているという。

 ハリド氏は解放の経緯について詳しく語らなかったが、国連(UN)が支援している統一政府(国民合意政府、GNA)とつながりのある民兵組織が拉致を行ったと非難している。

 ゼイダン氏の息子のゼイダン・ゼイダン(Zeidan Zeidan)氏はAFPに、解放後、拉致を行った民兵組織から何度か電話があったと説明。「拘束された事情の詳細は当面分からないだろう。だが最も重要なのは、彼の体調が良好で、不当な扱いを受けなかったことだ」と話した。

 ゼイダン氏は2012年11月に首相に就任したが、公金を横領したとして2014年3月に解任された。その後間もなく検事総長による渡航禁止命令を無視してリビアを出国。8月初めに解任後初めて帰国した後、13日にホテルで武装集団に拉致されていた。
【翻訳編集】AFPBB News