千葉フェノール(株)(TSR企業コード:294321853、法人番号:4010401052131、港区東新橋1−5−2、設立平成2年9月1日、資本金3億円、代表清算人:伊澤一雅氏)は8月14日、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。
 負債総額は49億582万円(平成29年3月期決算時点)。

 三井化学(株)(TSR企業コード:291021514、法人番号:4010401052081、東京都港区)と出光興産(株)(TSR企業コード:290009898、法人番号:9010001011318、千代田区)の合弁会社で、フェノールやアセトンを製造していた。平成17年には市場拡大による需要増から生産能力を増強し、20年3月期の売上高は428億3600万円をあげていた。しかし、その後は景気低迷などの影響から24年3月期の売上高は228億1690万円に低下したが、需要が回復して生産能力の増強で26年3月期には売上高が373億3298万円まで回復した。
 そうしたなか、国内需要の減少やアジアでの設備新増設による供給過剰で輸出採算が悪化し、稼働率が低下。親会社が事業構造改革を協議し26年2月、フェノールプラントの停止決定を公表。以降は、清算処理を進め29年6月30日、株主総会の決議により解散していた。