中国メディア・今日頭条は22日、天皇皇后両陛下がご静養先の軽井沢に向かう新幹線に乗車するため、東京駅に姿を見せたことを写真記事で伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は22日、天皇皇后両陛下がご静養先の軽井沢に向かう新幹線に乗車するため、東京駅に姿を見せたことを写真記事で伝えた。

 記事は「手と手をつなぎ、出会いの地である軽井沢へ」とし、東京駅のホームで歩きながら手を振られる天皇陛下に寄り添う皇后陛下のお姿や、列車の座席に着席されホームに向けてにこやかな表情をされるお二人の様子を撮影した写真を掲載した。

 そして、ご静養先の軽井沢について「夏は涼やかな気候で過ごしやすい自然環境だ。それゆえ19世紀末から日本を代表する避暑地をして発展して現在に至る。日本で最も有名な高級別荘地でもある。かつてジョン・レノンがビートルズ解散後、毎年のように夏に軽井沢でバカンスを楽しんでいたことでも知られている」と伝えている。

 また、軽井沢がお二人の出会いの場であることにも触れ、「当時皇太子だった天皇陛下と、大学を卒業したばかりの正田美智子さんが軽井沢で行われたテニス大会に偶然参加した。当時の殿下は美智子さんに一目ぼれし、日本中を熱狂させる一大ロマンスとなった。日本版のシンデレラだ」と説明した。

 「天皇」という言葉に対して敏感な中国のネット上だが、今上天皇に対してはポジティブな印象を持つ人も少なくない。中国のネットユーザーからは「とても優しそうなおじいさんだ」、「飾らないし大げさにしない。素朴で親しげな感じ」、「明仁天皇は日本の中国侵略を認めているし、善良で友好的な天皇というべきだ」、「靖国神社に参拝したこともないし、即位したばかりのころに中国にも来ている。特に西安を訪れ、自身の元号の由来を見つけてとても喜んだそうだぞ」といったコメントが並び、一部の心無いユーザーからの罵声をたしなめるコメントもあった。

 天皇陛下はすでに生前退位のご意向を示され、政府も準備を進めている。具体的な日取りは決まっていないが、近々天皇と元号が変わるのはほぼ確実だ。中国の人びとは、平成という時代の終わりと新しい時代のスタートに際し、どのような感情を抱くだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)